遠藤保仁「チャンピオンになりたい」=パレスチナ戦後、選手コメント
乾貴士(フランクフルト/ドイツ)
前半のみの出場に終わった乾は「もっと得点に絡みたかった」と語る 【写真:長田洋平/アフロスポーツ】
(前半のみの出場となったが手応えは?)もっと得点に絡みたかったですし、得点に絡んで良いプレーをもうちょっとしたかったです。(先制点の場面で遠藤へのパスは空いてるのが見えていた?)はい、見えていました。ミドルシュートももちろんそうですし、あそこにいたらみんなが裏を狙えます。ヤットさん(遠藤)はそういうパスを出せるので、あそこでフリーになってくれれば、他の人ももちろん生きますし、ヤットさんもああやってミドルを決めてくれますからね。
(本田と左右を入れ替えながらプレーしていたが)パレスチナがマンマーク気味に対応すると聞いていたので、どんどん動き回って、そうしたらディフェンスも混乱するっていうのを圭佑くんとも話していました。それだけではもちろんダメですけれど、サイドに張る場面ももちろん必要なので、それをやりながらも、動きながらやっていこうということは話していました。今日のプレーは狙い通りにできた部分とできなかった部分がもちろんあるので、もっと精度を高めてやっていきたいです。
武藤嘉紀(FC東京)
初のアジアカップで緊張していたことを明かした武藤は、次戦での巻き返しを誓った 【写真:長田洋平/アフロスポーツ】
今日は硬かったですね。途中から入ってミスをあれだけ多くしてしまうと良くないですし、初戦だからと言ってその緊張感でプレーできなかったという言い訳はしたくないんで、次に出場する機会があったら今日みたいなプレーじゃなく、もっと自分らしさを出して日本の勝利に貢献したいなと思います。もっともっと自分で貪欲に行っていいところはありましたし、初戦で周りに気を遣いすぎてしまったところがあったかなと。自分で行くところだったり、簡単にはたくところだったりをもう少しはっきりとプレーすればよかったなと思います。
清武弘嗣(ハノーファー96/ドイツ)
アギーレジャパンで初出場を果たした清武は反省を口にしたが、2つのポジションでプレーし存在感を見せた 【写真:長田洋平/アフロスポーツ】
(遠藤との関係性は)臨機応変にやれていたと思います。(香川)真司くんが前で動いてくれることで起点はできると思うけれど、僕が引いてもよかったのかなと思います。(大勝だったが)決められるチャンスはあったので悔しいです。次は今日よりはもっと強いと思うし、チャンスというチャンスも少なくなると思います。
(試合後の雰囲気は)よかったと思います。みんな「次、次」と言っていたので、満足せずにやっていきたいです。交代する選手が良いパフォーマンスだといいと思うし、総力戦だと思う。みんなが良い準備をして、良いコンディションを保てればと思います。
酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ)
今日は(長友)佑都くんのサイドが行けていたので、あまり前に行かずに佑都くんに任せようかなと、2点目が入った時に言っていました。バランスが大事だと思うので。もちろん2人とも行ければ、それに越したことはないと思うけど。こっちのサイドはあまりスムーズではなかったし、ミスも多かった。7番(アルファワグラ)も攻め残りしていたので、リスクを冒して上がってもしょうがないと思っていました。今日はアグレッシブにというよりは、状況を見て動くようにしていました。