長友に続け! 木場克己の体幹トレに世界と戦うサッカー選手が挑戦

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背筋を伸ばして、軸がブレないように。常にバランスを意識することが大切 【スポーツナビDo】

 今回、トレーニングを受けるにあたって、選手はそれぞれ自身の課題克服につながるトレーニングをリクエストしていた。後半はその希望に沿ったメニューを実践。昌子選手は当たり負けしない体、原口選手は上半身、大津選手はバランス系と、ポイントを絞って強化した。トレーニングの1つ1つは短い時間で行われ、常にバランスを意識した反復練習が中心。また、途中でゴムチューブやメディシンボールを使うなど、飽きがこないようにメニューも工夫されており、時間はあっという間に経過した。

原口選手はメディシンボールを使って上半身を強化 【スポーツナビDo】

ももを高く上げ、片足を小刻みにステップ 【スポーツナビDo】

続いてサイドステップ。軽快なステップワークで一気に走り抜ける 【スポーツナビDo】

腰を落として、ゴムチューブを引っ張る。上半身だけを動かすイメージで 【スポーツナビDo】

日本代表DFが木場門下生に志願

昌子選手は体幹トレーニングに興味津々。「プライベートでも教えてほしい」とアピールした 【スポーツナビDo】

 みっちり汗を流した3人は、体幹トレーニングに大いに刺激を受け、気づきも得たようだ。大津選手は「体と会話する感じだった。バランスの部分で勉強になりました」。ドイツでフィジカルの強い相手に負けることが多く、上半身の強化を課題としていた原口選手は「木場さんから初めて指導を受けて、いい刺激をもらいました。自分は上半身の線が細く、そこまで強化していなかったんですが、課題に感じてオフからやろうと思っていました。生かしていきたいです」とあらためて目標を明確にした。

 そして、3人の中でも一際目を輝かせていたのが、日本代表として1月のアジアカップを戦う昌子選手だ。トレーニング中、木場さんから「バランスがいいですね」と褒められると、昌子選手は「プライベートでも教えてほしい」と熱烈アピール。聞けば、所属する鹿島ではチームメートとともに、体幹トレーニングに取り組んでいたそうで、木場さんとの“出会い”はまさに願ったりかなったり。「自分のサッカー人生で今後必ずお世話になる人。木場さんからしっかり教わっていきたい」と門下生入りを志願した。

初めての体幹トレーニングに大きな刺激を受けた3選手。2015年、それぞれの舞台で活躍を目指す 【スポーツナビDo】

 今回の体幹トレーニングはアスリート向けということで、難易度はやや高めに設定されている。アマチュア、初心者でも取り組める体幹トレーニングについては、木場さんの動画解説付きでまたあらためて紹介するのでお楽しみに。
(取材・文:今成裕/スポーツナビ)

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