全身運動のボルダリングに挑戦! 「松原渓のスポーツ百景」
通える「ジム」を探して
オシャレなカラビナでファッション性もアップ! 【松原渓】
室内に入ってまず目を引くのが、その派手な見た目。壁一面に色とりどりのホールドが散りばめられていて、遊び心がくすぐられる。この日は平日のお昼時にもかかわらず、私を含めて7人ほどのお客さんがいた。年配の方もいたし、よく通っているというお母さんと息子もいた。とはいえ、私を含め、おひとり様が圧倒的多数だったのには勇気づけられた。
ボルダリングを始めるために必要なクライミングシューズとチョークバッグは、大抵のジムでレンタルしてくれるため、買う必要がない(シューズのレンタル料金は200円前後)。服装は、動きやすければOK(シューズのレンタルには靴下が必要な場合が多い)。
ちなみに、チョークバッグはオシャレなものが登山用品店やインターネット上でもたくさんラインアップされている。チョークバッグを腰にかけるカラビナもバラエティに富んでいるので、グッズを揃えて「見た目」から入るのもいいだろう。
登りきった時の達成感はかなりのもの
レベルは10段階に分かれていた 【松原渓】
慣れてくると、ジムの方からコツも教えてもらえた。「肘はなるべく伸ばして、下半身だけ移動させるイメージで足を移動させること。手を出す時に初めて上半身を動かす」など。自然とこの動きができるようになった時、私ももっと上のレベルが目指せるはず。
私が行ったジムでは難易度が10段階に分かれていて、ホールドの横にレベルごとに色分けされたテープが貼ってある。挑戦する難易度(色)を決めたら、その色のホールドだけを使って登るのだ。
下から持つアンダーホールド。指の力も鍛えられる? 【松原渓】
最近では、ホールドを購入して、自宅に”プライベートウォール”を作ってしまう人もいるそう。色鮮やかなホールドは、インテリアとしてもきっとオシャレだと思う。
奥深いクライミングの世界
「登る」という行為は、人間の根源的な欲求を満たしてくれる魅力があるのかもしれない。いずれにしても、ボルダリングの技術は、そういったさまざまなクライミング競技にも応用できる。私もこれから訪れる忘年会シーズンに向け、体調を整えるためにも「ボルダリングジム通い」を始めてみたい。
今回撮った写真はちょっと腰が引けていたので……いずれは、もっと絵になる写真を撮りたいなぁ……。
【今回知った、ボルダリングの魅力】
・ボルダリングジムは全国で増えている。
・装備はシューズとチョークのみ。どちらもレンタルできるので、リーズナブル&始めやすい
・自分の体力に応じた課題に挑戦できる。休憩などもマイペースに
・「おひとり様」が圧倒的に多い
・1時間もあればかなり楽しめる
・筋肉&代謝アップでダイエットにも最適