愛犬と一緒にラウンドはいかが? ゴルフなう 第6回

北村収

ランチを愛犬と一緒に取れるゴルフ場もあり

ランチも一緒に取れるという鹿島の杜カントリー倶楽部 【写真提供:鹿島の杜カントリー倶楽部】

 茨城県の「鹿島の杜カントリー倶楽部」ではラウンドだけでなく、ランチもワンちゃんと一緒に取ることが可能だ。

「ラウンドだけでなくお食事もほかのお客様とは別に、コンペルームで愛犬と一緒に取れることも喜ばれていますね。一度、愛犬とのゴルフを楽しまれた方の多くはリピーターになります」と取締役企画部長の小谷瀬本子さん。

 愛犬だけでなく愛猫との一緒のラウンドも可能で、ペットとラウンドするにあたっての規則を定めた「ペットポリシー」に記入・提出するだけで、一緒にコースへ出てラウンドすることができる。なお、こちらのゴルフ場では、土日祝日のペット同伴プレーはメンバーのみの利用に限定されている。

【写真提供:鹿島の杜カントリー倶楽部】

欧米ではペットゴルフは当たり前!

スコットランドのセント・アンドルーズ(エデンコース) 【北村収】

 ゴルフの聖地といわれるスコットランドのセント・アンドルーズ。全英オープンが開催されるオールドコースが有名だが、ほかにも気軽にラウンドできるコースがいくつかある。そこでは一般市民が友人や家族、そしてペットと一緒にラウンドしている光景が珍しくない。
 写真はセントアンドルーズのエデンコースで今夏に筆者が撮影してきたもの。なお、ペットとラウンドするのは英国だけではなく米国などでも行われているという。

 欧米は「ペットが家族の一員」という意識が日本以上に強いとよく言われる。だから、欧米ではペットとのゴルフは珍しいことではない、という認識があるのだろうか。その意味では、日本でも愛犬とのゴルフがもっと広がっていくことの方が健全といえるかもしれない。

ドッグラン付コースなど、ペット可コースはまだまだあり!

【写真提供:きぬがわ高原カントリークラブ】

 日本では浸透していない愛犬とのゴルフだが、前半で紹介した栃木県の「きぬがわ高原カントリークラブ」、「鹿島の杜カントリー倶楽部」以外にもまだまだある。

 岐阜県の「メダリオン・ベルグラビアリゾート」ではドッグランもあり、リゾート内のホテルに泊まって愛犬と一緒にラウンドできる宿泊プランも用意しているそうだ。
「愛犬とゴルフをされる方は、ご宿泊される方のほとんどですね。ドッグランで遊ばせたり、ラウンドに連れて行ったりと、愛犬との休暇を楽しまれていますよ。当ゴルフ場ではラウンド中は基本的にはケージの中に入れて、連れて行ってもらうことにしています」と副支配人の長坂一義さん。

 ゴルフ場予約サイトのゴルフダイジェスト・オンラインでは愛犬と一緒にラウンドできるペット(犬など)同伴OKのゴルフ場を特集しているコーナーもあるので、愛犬とのラウンドに興味がある方は参考になる。

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著者プロフィール

タイガー・ウッズがプロ入りした1996年にゴルフ雑誌アルバ(ALBA)編集部に配属。2000年アルバ(ALBA)編集チーフに就任。2003年ゴルフダイジェスト・オンラインに入社し、同年メディア部門のゼネラルマネージャーに就任。在職中に日本ゴルフトーナメント振興協会のメディア委員を務める。松山英樹が日本人初のマスターズ表彰台に立った2011年4月に独立。2011年6月に(株)ナインバリューズを起業。紙媒体、Web、ソーシャルメディア、さらにはEコマースの企画運営も行うゴルフ編集者兼ゴルフWebディレクターとして、ゴルフ関連の仕事に従事。ゴルフを気軽に家族で楽しめる環境を日本で実現していくのが夢。まずは自分自身、家族ゴルフを楽しんでいる

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