大内征さんが語る、低山トラベルのススメ 日帰りできる関東近辺3コース
大内さんおススメ! 日帰り「低山トラベル」3コース(関東近辺)
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ヤマトタケルノミコトの伝承が息づく武蔵御岳神社が山頂に鎮座し、東京でもっとも古くもっとも神秘的な場所。電車などで行きやすく、山頂からは埼玉・東京・神奈川の一部まで見渡せる。神社の周辺には“御師”と言われる武蔵御岳神社の関係者が開いている宿坊があり、コンニャクが名物。苔むす岩道「ロックガーデン」やヤマトタケルノミコトが祀られる「奥ノ院」が定番コース。一足伸ばすと、奥多摩三山の一座であり山岳信仰の山でもある大岳山がある。
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地元の登山愛好家によって、誇れる山並みがあるということで「沼津アルプス」と命名された低山の連なり。駿河湾と富士山の絶佳が眺められ、桜の名所でもある。標高が低いわりにハードで、高さで山を判断してはいけないという良いお手本。登山経験者のステップアップとしてちょうどいい。海・山・川と天然のリソースに恵まれ、食べ物が美味しく、沼津市街地の街歩きも楽しい。
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秀麗富嶽十二景と呼ばれる、美しい富士山を望むことができる山頂(大月市が指定)があり、登山初心者には魅力的。甲斐国(かいのくに)の「ほうとう」「山菜」など食べものが美味しく、近くにはワインで有名な勝沼もある。歴史的には源氏の名門・甲斐武田氏が生まれ滅んだ場所ということもあり、歴史好きにはたまらない場所が多い。富士山や南アルプス、八ヶ岳を望む抜群な景観に加え、戦国時代、幕末のロマンに思いを馳せられる素晴らしい地域。