道端カレン、今年は220kmに挑戦 「ツール・ド・東北」広報大使に

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「ぜひたくさんの人に走ってほしい」と佐藤さん(左) 【スポーツナビDo】

 応援大使のパラリピアン佐藤真海さんは気仙沼出身とあって、地元まで延びる新設コースに大喜び。「自転車の目線で被災地を感じることができて、言葉にできないくらいジーンと心に残っています」と昨年60kmコースで参加した思い出を振り返ると、「仮設住宅からたくさんの元気をもらって、逆に応援されている気持ちになりました。今年は気仙沼までコースが延びたので、ぜひたくさんの人に走っていただければと思います。地元のみなさんもぜひ沿道まで見に来てほしい」とPR。

 同じく応援大使で昨年60kmコースを完走した中西哲生さんは「驚いたのは、海と山のバランスが素晴らしく、景色が本当に美しかったこと。今まで感じたことがない幸せを感じましたし、ぜひ日本全国の人にこの美しい東北を見てほしい。東京オリンピックが行われる6年後には、世界中の人たちが参加するイベントになってほしい」と呼びかけた。

会見場で振舞われた雄勝町の名産「ホタテ焼き」、美味しゅうございました 【スポーツナビDo】

 また、この会見には宮城県の村井嘉浩知事も出席し、「大きな大会となりました。地元としても全力で応援したい」とコメント。コース舞台となる女川町などからも観光課の職員が駆けつけ、エイドステーションで提供される地元の名産「ホタテ焼き」「サンマのつみれ汁」「南三陸シーフードカレー」などが会見場でも振舞われた。

本日6月10日からエントリー受付

 なお、ツール・ド・東北のエントリー受付は、本日6月10日からスタート(6月24日締め切り)。
 また、ツール・ド・東北は、サイクリストだけでなくその同行者、大会を支えるボランティア、日本中からインターネットを通じて参加する全ての人が『参加者』であると考えており、『参加者』が地元の人々との交流や、自然や食などを通して三陸の魅力を感じ、その土地のファンになってもらうことで、今後も長く東北の復興支援に関わっていけるような仕組み、企画を用意している。

 詳しくは「ツール・ド・東北 2014」のオフィシャルサイト(http://tourdetohoku.yahoo.co.jp/2014/)まで。

ツール・ド・東北 2014 オフィシャル動画

ツール・ド・東北 2014 コース動画

(取材・文:森永淳洋/スポーツナビ)

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