肩トレでびっくりするほどラインが変化 了徳寺大学「女子トレ部」 第3回

IRONMAN

さらなる変化&パワーUPが課題

【IRONMAN】

 今回は肩トレ!  クローズアップ部員なつきちゃんは以前、私の腕、肩周りに興味を持って積極的に話しかけてきてくれました。そこで肩トレを勧めるとそれ以来、トレーニングの日には必ず肩の種目を行っていたとのことで約1カ月の間でびっくりするほどラインが変化していました!

 そしてさらなる変化&パワーUPが課題とのことで、今回は重さを扱える種目を行いました。爽快感がある高重量トレはみんな好きそうです(笑)。
 余談ですが、私がボディフィットネス競技を離れ、筋肉量を落とすと決めたときは重さに制限を設けたので不完全燃焼……理想のためとはいえ、楽しいと感じるまでに時間がかかったことを覚えています。どの部位でもその時の目的やレベルに合わせてのメニューの組み方が大切です。

 特に肩はピンポイントで効かせられるようになるまで時間がかかる部位ですので、種目の順番などにも工夫が必要です。私の場合は余計な力みが消えた後に、最後の種目としてバックプレスを行うことが多かったです。ガンガン肩トレで僧帽筋が効いちゃう…という子も多かったですが、それも誰もが通る道。地道に歩んでいきましょう。本日の最後はディップスレースでオールアウト!でした♪

女子トレ部員 クローズアップ

【IRONMAN】

実は肩トレマニア! 【IRONMAN】

なつき(21歳)
パーソナルデータ
・教職を目指すバスケ少女
・一見シャイだけれども実はおしゃべりで、トレの話をし出すと瞳がキラキラ
・好みのタイプは面白くて一緒に楽しめる人!筋肉質な人!

Q:トレーニングを開始したきっかけは?
A:バスケのポジションがセンターなのですが、周りは身長が高く、当たりも強いので、とにかく強く大きくなりたいと思ったからです。

Q:トレーニングを始めてバスケでの変化はあった?
A:プレー中に体が当たったときに相手がよろけたり、空中の体勢で強くなったと感じました。今ではトレーニングが楽しくなり過ぎて、それがメインになりつつあります。カーフレイズをやり過ぎて部活を休んでしまったこともあり怒られました(笑)。

Q:そんなにはまってしまったトレーニングの魅力ってどんなところかな?
A:体が熱くなったり、筋肉痛が出たり、すぐに反応があるところが面白いです。目に見えて体が変化していくところもたまりません。
Q:トレーニングの目標や憧れの女性像は?
A:もっと大きくなりたいです! 三頭や肩を大きく、そしてバイセップスのポーズで胸にかけての深さが欲しいです! 周りの方達には目指すはアイリス・カイルだね!って言われます(笑)。ボディビルを見て「イイな」とも思いますし、ビーチバレー選手のような程よく筋肉がついたスラッとした体型にも憧れます!

Q:アイリス・カイルに憧れる女子すごい! 今のトレーニングのペースはどの位かな?
A:朝、授業の前にトレーニングしています。週に5回を目標に、週に最低でも3回はしています。そのおかげで早起きをするようになり、勉強で疲れたときもトレでリフレッシュしています。

Q:今日の肩トレはどうだった?
A:新しい種目ができて楽しかったです! いつもはプレスが苦手なのにアップのはずのダンベルプレスで既に効いてきて…。腕の上がらない感じ、楽しかったです!

Q:将来の夢は?
A:保健体育の教員になりたいです! バスケットの指導にトレーニングを組み込んで指導できる先生になりたいです。そのためにも、コンテストなどトレーニングに関わる分野で実績を残したいです!!

(取材協力:岡田隆・了徳寺大学准教授)

■Shieca(シエカ)
フィットネス・ライフ・コーディネーター。運動経験ゼロであったが、体型の崩れをきっかけに27歳で筋力トレーニングを開始。女性らしく鍛えられたカラダで健康的な美しさを競うフィギュアコンテスト「JBBFボディフィットネス」に出場し、東京・関東(初代)・東日本(初代)大会チャンピオンとなる。2010年に全日本大会準優勝、11年には東アジア選手権代表に選出される。実体験に基づき、トレーニングや食事など日々のケアを提案している。

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著者プロフィール

毎月12日発売。発行は株式会社フィットネススポーツ。1990年の創刊以来、約四半世紀の伝統を誇るウエイトトレーニング&スポーツニュートリション専門誌。米国を中心とした海外の最新の研究に基づくトレーニング法や栄養情報を紹介している。また日本国内のボディビル、パワーリフティング大会の試合レポートや、ウエイトトレーニングを取り入れているアスリートやトレーナー情報も掲載している

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