藤波、ライバル・ジャンボ鶴田を語る=4.13鶴田さん追悼記念試合に参戦
“永遠のライバル”故ジャンボ鶴田さんの追悼興行に出場が決まった藤波 【写真:プロレスリング・ノア】
ジャンボ鶴田選手は憧れであり、ライバル
「本当に悔やんでも悔やみきれない、戦ってみたかった」と鶴田戦への思いは尽きない 【写真:プロレスリング・ノア】
藤波「4月13日、山梨市民総合体育館におきましてジャンボ鶴田選手の追悼記念試合に参戦することになりました。ノアマットに登場するのは今回で4回目。昨日のように思い出されるのが、自分でもゾクゾクした三沢選手との戦いが昨日のことのように思いだされるのですが、今回は自分の本当に長年の念願であった、しかし(最後まで対戦が)叶わなかったジャンボ鶴田さんの追悼試合。そこでゆかりある選手が自分とリングであいまみえるというのは、非常に興味深い試合です。自分もちょうど節目の年でもありますし、どこかで見ているであろうジャンボ鶴田選手、そして三沢選手に『まだまだやれるじゃないか』という部分をリング上で見せたいと思います」
――改めて鶴田さんへの思いは?
藤波「ジャンボ鶴田選手にはことあるごとに、いろいろなところで口にしてきましたけど、プロレスラーでいる以上は永遠に付きまとう憧れであり、ライバル。 本当に悔やんでも悔やみきれない、戦ってみたかった。一度夢のオールスター戦でタッグを組んだことはあるんですけど、同じコー ナーに立っていてもゾクゾクするというか、戦っている気持ちにさせられました」
――どんな試合を鶴田さんに届けたい?
藤波「何だよそのだらしないカッコウは……とは思われないように、体を作ってリングに上がりたいと思います」
――パートナーの井上雅央選手は鶴田さんの付け人も務めていたが?
藤波「パートナーとしては頼もしい選手。どっしりとした。新日本にはいないタイプの選手。今回タッグを組むことで新鮮な気持ちですね」
――対戦する小川良成選手はかつて“鶴田軍"として活動していたこともあった選手だが?
藤波「試合は何度も見てますし、戦ったこともありますけど、今回はじっくりタッグで当たることができる。若い選手にかき回されないようにしながら、しっかり感じてみたいですね」
――ザック・セイバーJr.はイギリス出身。息子のLEONA選手はイギリスで修行していたようだが?
藤波「観たことはないですけど、イギリスに関しては、先日LEONAがマンチェスターから帰ってきたばかり。僕自身も昔、スティーブ・ライトとかマーティ・ジョーンとかランカシャースタイルの選手とよく戦いましたけど、久々にイギリスのテクニカルな試合をできるかな……と、自分の思いをプレイバックしながら戦ってみたい。先日、ビル・ロビンソンが亡くなって寂しい思いもありますけど、イギリスの選手が日本で活躍しているというのは非常に興味深いことではありますね」
■ノア「ジャンボ鶴田追悼記念大会」
4月13日(日)山梨・山梨市民総合体育館 開始15:00
<ジャンボ鶴田追悼記念試合 30分1本勝負>
小川良成、ザック・セイバーJr.
藤波辰爾(ドラディション) 、井上雅央(フリー)
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