ビビアーノ・フェルナンデスインタビュー「ベストを尽くす。そして必ず勝つ」=DREAM

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DREAMバンタム級世界トーナメント優勝候補の一角、ビビアーノ・フェルナンデスにインタビュー 【(C)DREAM OFFICIAL WEB SITE】

 9・24FIGHT FOR JAPAN『DREAM.17』(さいたまスーパーアリーナ)より開幕のバンタム級世界トーナメントに出場するビビアーノ・フェルナンデスにインタビュー。優勝候補の呼び声が高いビビアーノに、同トーナメントに向けての意気込みを聞いた。


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「減量は問題ありません」

昨年までの63キロ級からさらに階級を下げて61キロ級に臨むビビアーノだが、減量は問題ないとキッパリ 【(C)DREAM OFFICIAL WEB SITE】

──バンタム級世界トーナメント1回戦を約1カ月後に控えた今の心境を聞かせてください。

ビビアーノ「闘う準備はできています。とても順調に調整は進んでいます」

──昨年大晦日から現在までもずっとトレーニングを続けてこられたと思いますが、特に重点を置いてトレーニングしたところはありますか?

ビビアーノ「特にはありません。柔術やムエタイなど、MMAとしてのトレーニングを万遍なく行っています。私はMMAファイターとして進歩するために日々、努力を怠らないのです」

──昨年まで63キロ以下規定だったDREAMフェザー級が、今年から61キロ以下のバンタム級と65キロ以下のフェザー級に分かれました。ビビアーノ選手はバンタム級を選択されたわけですが、フェザー級ではなくバンタム級を選択された理由を教えてください。

ビビアーノ「私は普段から65キロくらいで、現在の体重もそれくらいです。階級を下げることによってよりよくなるのではないかと思い、バンタム級を選択しました。これまで私はDREAMで63キロの階級で闘ってきましたが、それが61キロになることによって『ビビアーノは体重を落とせるのか?』と心配する方がいるかもしれません。しかし、問題はありません。減量を苦にしたことは今までもありませんし、今でも普通に食事をして65キロです。まったく問題はないと思っています」

──バンタム級世界トーナメント出場選手の顔ぶれを見ての感想を聞かせてください。

ビビアーノ「全員がチャンピオンになれる可能性を持った選手だと思っています。しかし今は他の選手のことよりも、自分に集中したいと思っています。一戦一戦に集中したいです」

「大塚選手の短所を再確認しました

大塚の弱点を再確認、またも盤石の強さを見せつけるのか 【(C)DREAM OFFICIAL WEB SITE】

──1回戦で激突する大塚隆史選手とは一度、09年3月の『DREAM.7』で行われたDREAMフェザー級GP1回戦で対戦しています。大塚選手にはどのような印象を持っていますか?

ビビアーノ「とても強く、いい選手です。ただ、今あなたがおっしゃったように彼とは一度対戦していて、彼の長所も短所も知っています。また、2年前に私と対戦した後の彼の試合も数試合ほど見ています。やはりタフだという印象を受けましたが、彼の短所も再確認しました。すでに闘う準備はできていますが、これからさらに彼のことについて研究するつもりです」

──大塚選手と対戦する上でもっとも警戒すべき点はどこにあると思いますか?

ビビアーノ「テイクダウンとローキックですね。しかし、対策は練ってあります」

──今大会から試合時間が5分3Rになったことについてはどう思いますか?

ビビアーノ「1R10分・2R5分でも5分3Rでもどちらでもいいです。スタミナも問題ありません」

──今回のトーナメントの優勝候補と目されていることについては、どう感じていますか?

ビビアーノ「全員にチャンスのあるトーナメントだと思っていますが、そう見てもらえることはありがたいことです。私は負けることを考えて試合はしません。ベストを尽くすこと、そして必ず勝つことだけを考えて試合をします。

──ビビアーノ選手は昨年大晦日以来9カ月ぶりの来日となりますが、その間、日本は未曾有の大震災に見舞われました。大会名に「FIGHT FOR JAPAN」と入っている通り、今大会はチャリティイベントとしての側面もあります。

ビビアーノ「そのようなイベントに呼んでいただいてとても感謝していますし、とても光栄に思っています。そして私は、自分の試合を見ていただくことによって日本の皆さんにいい影響を与え、復興への手助けとなることができることを望んでいます」

──日本のファンへメッセージをお願いします。

ビビアーノ「私は日本を愛しています。日本に行くととても心が休まりますからね。暖かく迎えてくれる皆さんにとても感謝しています。『DREAM.17』を素晴らしいショーにするためにベストを尽くします。皆さん、すぐにお会いしましょう!」
■「DREAM.17」
9月24日(土)さいたまスーパーアリーナ 開場15:00 開始16:00

【決定対戦カード】

<DREAMバンタム級(−61キロ)世界トーナメント1回戦 5分3R>
所英男(日本/リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
アントニオ・バヌエロス(米国/ピット・ファイト・チーム)

<DREAMバンタム級(−61キロ)世界トーナメント1回戦 5分3R>
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/レボリューション・ファイトチーム)
大塚隆史(日本/AACC)

<DREAMバンタム級(−61キロ)世界トーナメント1回戦 5分3R>
今成正和(日本/チーム・ローケン)
エイブル・カラム(米国/Cullum Ground Fighting)

<DREAMバンタム級(−61キロ)世界トーナメント1回戦 5分3R>
ユサップ・サーデュラエフ(ロシア・ダゲスタン共和国/Uflacker Academy)
ホドルフォ・マルケス・ディニス(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)

<DREAMフェザー級(−65キロ)ワンマッチ 5分3R>
宇野薫(日本/UCS)
リオン武(日本/シューティングジム横浜)

<DREAMフェザー級(−65キロ)ワンマッチ 5分3R>
川尻達也(日本/T−BLOOD)
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/ヘルボーイ・ハンセンMMA)

<DREAMライト級(−70キロ)ワンマッチ 5分3R>
青木真也(日本/パラエストラ東京/Evolve MMA)
ロブ・マックロー(米国/ハンティントン・ビーチ アルティメット トレーニング センター)

<DREAMライト級(−70キロ)ワンマッチ 5分3R>
北岡悟(日本/LOTUS)
ヴィラミー・シケリム(ブラジル/ノヴァウニオン)

<DREAMウェルター級(−76キロ)ワンマッチ 5分3R>
桜庭和志(日本/LAUGHTER7)
ヤン・カブラル(ブラジル/Aranha Jiu−Jitsu)

<DREAMミドル級(−84キロ)ワンマッチ 5分3R>
中村和裕(日本/吉田道場)
ジェラルド・ハリス(米国/ゴースト・ドッグ)
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