７・１６ＦＩＧＨＴ　ＦＯＲ　ＪＡＰＡＮ『ＤＲＥＡＭ　ＪＡＰＡＮ　ＧＰ　ＦＩＮＡＬ　−２０１１バンタム級日本トーナメント決勝戦−』（東京・有明コロシアム）にて行われるＤＲＥＡＭライト級ワンマッチ、川尻達也戦に臨むヴィラミー・シケリムにインタビュー。第１０代修斗世界ウェルター級王者にＤＲＥＡＭ初参戦に向けての意気込みを語ってもらった。

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──ＤＲＥＡＭ初参戦が決まりました。今の心境から聞かせてください

シケリム「夢が叶った気分です」

──昨年５月のプロ修斗ＪＣＢホール大会以来の来日ですが、シケリム選手は日本で闘うことに対して特別な気持ちはありますか？

シケリム「あります。目の肥えた格闘技ファンがいつも温かく私を迎えてくれるからです。日本にいるととても落ち着きます。第二の故郷に戻ってくることができて本当に幸せです」

──ＤＲＥＡＭに対してはどのような印象を持っていましたか？

シケリム「素晴らしいファイターたちが揃った世界でも有名なＭＭＡプロモーションの一つだという印象があります。そのＤＲＥＡＭで私はチャンピオンになりたいと思っています」

──今回対戦する川尻達也選手の印象を教えてください

シケリム「素晴らしいアスリートだと思います。４月のストライクフォースで行われた川尻選手とギルバート・メレンデス選手との試合も見ました。その試合ではメレンデス選手のほうが上を行っていましたけど、いい試合だったと思います。川尻選手は打撃もレスリングも寝技もできるコンプリートファイターですが、私は自分自身を信じています。川尻選手という実力者とならば最高の試合をお見せできると思います」

──先ほど「ＤＲＥＡＭで私はチャンピオンになりたい」とおっしゃっていましたが、ＤＲＥＡＭライト級の看板選手の一人である川尻選手を倒して、青木真也選手の保持するＤＲＥＡＭライト級王座挑戦をアピールしたいという気持ちはありますか？

シケリム「もちろんです。私はどのプロモーションで闘っても、そのプロモーションで一番強いという証明になるチャンピオンベルトを狙います。そして、必ずタイトルマッチを実現させます。しかも、ＤＲＥＡＭのチャンピオンはあの青木真也選手です。世界的にも評価の高い青木選手と闘うというのは、私の夢でもあります。本当に待ち望んでいる一戦なのです。絶対に実現させます」

──ファンへメッセージをお願いします

シケリム「日本の皆さん、帰ってきました。私はＭＭＡ界のベストファイターになりたいと思っていて、そのために日々、ハードトレーニングをしています。最善の努力を尽くし、ＤＲＥＡＭという素晴らしいプロモーションのチャンピオンになりたいと思っています。７月１６日、有明コロシアムでお会いしましょう」

■「ＤＲＥＡＭ　ＪＡＰＡＮ　ＧＰ　ＦＩＮＡＬ−２０１１バンタム級日本トーナメント決勝戦−」
７月１６日（土）東京・有明コロシアム　開場１６：００　開始１７：００

【決定対戦カード】

＜バンタム級日本トーナメント　決勝戦＞
所　英男（日本／リバーサルジム武蔵小杉　所プラス）
今成正和（日本／チーム・ローケン）

＜バンタム級日本トーナメント　３位決定戦＞
藤原敬典（秋本道場ジャングルジャンクション／チームＺＳＴ）
大沢ケンジ（日本／和術慧舟會ＨＥＡＲＴＳ）

＜ＤＲＥＡＭライトヘビー級タイトルマッチ＞
ゲガール・ムサシ（オランダ／チーム・ムサシ）
泉　浩（日本／プレシオス）

＜ＤＲＥＡＭフェザー級タイトルマッチ＞
高谷裕之（日本／高谷軍団）
宮田和幸（日本／ＢＲＡＶＥ）

＜ライト級ワンマッチ＞
川尻達也（日本／Ｔ−ＢＬＯＯＤ）
ヴィラミー・シケリム（ブラジル／ノヴァウニオン）

＜ヘビー級ワンマッチ＞
トッド・ダフィー（米国／グラッジ・トレーニング・センター）