「ベスト８に進んで九州の出場枠を勝ち取る」

　強いチームの中に入ったかなという気はしますが、どこのグループもそうでしょうね。「あのグループだったら入りたい」というのはないですね。（同組でのクラブユースは東京Ｖだけとなったが）そうなんですよね。グループＡは大阪桐蔭を除けば、クラブユースですが、そことうちのグループＤがうまく分かればよかったかなとは思いますけど。いろんなチームとやりたかったという意味ですね。でも普段練習試合なんかでもＪクラブのユースとも戦ってますからね。高円宮杯前にも広島とやる予定でいます。

（プリンスリーグ九州で優勝したが、インターハイでは１回戦で負けたことについて）みんな良く言いますけど、大したチームじゃないですよ。（プリンスリーグは）たまたま良かっただけで、大したことないです。でも、選手たちはこの大会に向けて夏休みの間、ずっと準備をしているので、それがいい結果に結びつけばと思います。
　とにかく、まずはベスト８に進んで、九州の出場枠を勝ち取ることですね。チームとしては優勝を狙っていくと思いますが、九州代表として結果を残さないといけないですから。最近は九州の出場枠が減ってきて、昨年は鹿児島城西の１枠だけでした。そういう意味では、「九州のためにも」ということを考えないといけないですよね。昔は４つ、５つとありましたから。もう一度、九州の出場枠を増やしていけるようにしたいです。

「どれだけできるのかを試してみたい」

　わたしどもはプリンスリーグの上位で出場権を獲得したわけではなく、インターハイ準優勝という結果でこの大会に参加させてもらいます。すごく素晴らしい大会に参加して、素晴らしいチームと対戦できることをうれしく思います。普段戦えるようなチームではないので。しかも日本のトップレベルと対戦できることはすごくうれしいですね。われわれはプリンスリーグ中国の２部上位です。中国は高円宮杯出場のチャンスは１部上位チームに与えられるため、今年は普通にやっていたらチャンスはありませんでした。だから、こういう大会に出られることは素晴らしいと思っています。

（インターハイでは高円宮杯出場が目標だったのか？）いや、インターハイではベスト８を目標にしていました。今のチーム力を考えると、ベスト８かなというイメージがあったもので。とにかく８強までは行かないとという思いでやっていました。厳しいゲームが何試合もありましたが、選手がうまく乗ってくれて決勝まで行けたというのが事実です。ユースチームと比べても力不足ですし、高校の中でもそんなに力がある方ではないと思います。でも、そのチームがハードワークしてどれだけできるか、というのを試してみたい、選手にやらせてみたいですね。この大会に出場することで冬の選手権にもつながると思いますし、いい経験になると思います。

「１つでも多くのことを学べるように」

「この大会で１つでも多くのゲームができるように、そして選手、スタッフが１つでも多くのことが学べるように頑張りたいと思います」

「東北の代表として恥ずかしくないゲームを」

　今回で７年連続で７年目の出場となります。ベスト８が最高で、ベスト４以上がありません。今回初めての藤枝会場ということで３週にわたり静岡に通うことを考えると少しゾッとしますが、東北の代表として恥ずかしくないゲームができればと思います。

「北海道サッカー界に活気を与えたい」

　厳しいグループに入りました。まずはグループリーグを突破して、ベスト８に入って北海道の枠を１つ増やしたいと思います。１つでも上に勝ち上がり、北海道サッカー界に活気を与えられればと思います。

「県立高校の星になれるように頑張りたい」

　３年ぶり５回目の出場です。とにかく強豪相手に魅力あるサッカーが展開できればと思います。出場チームの中で、唯一の県立高校なので、県立高校の星になれるように頑張りたいです。あとは中国地方の出場枠を増やしたいと思います。

＜グループＡ＞
大阪桐蔭高校
三菱養和サッカークラブユース
サンフレッチェ広島Ｆ.Ｃユース
大分トリニータＵ−１８

＜グループＢ＞
星稜高校
藤枝明誠高校
ジェフユナイテッド千葉Ｕ−１８
青森山田高校

＜グループＣ＞
桐光学園高校
ジュビロ磐田ユース
セレッソ大阪Ｕ−１８
愛媛ＦＣユース

＜グループＤ＞
東福岡高校
広島観音高校
流通経済大学付属柏高校
東京ヴェルディユース

＜グループＥ＞
ヴィッセル神戸ユース
横浜Ｆ・マリノスユース
前橋育英高校
コンサドーレ札幌ユースＵ−１８

＜グループＦ＞
米子北高校
静岡学園高校
ＦＣ東京Ｕ−１８
浦和レッズユース

＜了＞