令和元年の優勝を目標に掲げる千葉ロッテマリーンズの快進撃が止まらない。５月９日の埼玉西武戦（大宮）は延長十一回の死闘の末、勝利。ついに西武を抜いて３位に浮上した。これで首位のソフトバンクとも３・５ゲーム差。５月１０日からの福岡での直接対決を前に勢いをつけた。

　井口監督は「この試合を勝てたのは大きい。チームに底力がついてきた証拠。５割は通過点。ここからですよ」とニヤリだ。

　ソフトバンクには今年、５勝１敗。投打に圧倒しているゲームが目立ち、今回の３連戦もホークスキラーの二木、ボルシンガー、石川と続くだけに今季２度目の同一カード３連勝を狙う。来週中には千葉ロッテマリーンズが単独首位に浮上することになりそうだ。