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大野雄大に貯金と200イニング登板を期待
ギャオス内藤の2016プロ野球展望ver.2
ギャオス氏が期待するのは、ブルペンで馬力のあるボールを投げていたという中日の左腕エース・大野
ギャオス氏が期待するのは、ブルペンで馬力のあるボールを投げていたという中日の左腕エース・大野【写真は共同】

 プロ野球12球団は、2月の春季キャンプを終えてオープン戦に突入。3月25日のシーズン開幕へ向けて、新戦力の実力を見極めながらチームを作り上げる最終段階に入った。スポーツナビでは今季のプロ野球をOBの皆さんに予想してもらい、その予想をもとに読者の皆さんとOBが掲示板で語り合う特別企画「OBが語る!ファンも参加!! 2016年プロ野球順位予想」を開催。今回は各OBが、今季の注目選手をピックアップ! 第2回は野村ヤクルト時代に2度の開幕投手を務めたギャオス内藤氏に、今季イチ押しの選手を挙げてもらった。

キャンプで目立ったバンデンハーク

内藤 キャンプ期間中はいろんなチームを見させてもらったけど、その中だと僕は中日の大野(雄大)に期待したいね。キャンプから非常に状態は良かった。ブルペンでも馬力のあるボールを投げていた。この間の登板ではボコボコ打たれた(2月29日の韓国LG戦で3回9安打4失点)けど、いいスタートは切っていると思う。チーム自体は今年、かなり苦しい戦いを強いられるだろうと思う。だけど、そういうときこそ大野に頑張ってもらいたい。まずは10勝10敗とかじゃなくて、15勝8敗とか、自分自身で貯金を作ること。これまでは作れていないからね。(13年:10勝10敗、14年:10勝8敗、15年:11勝10敗)。頑張れば200イニングも投げられるはずですよ。


 あと、キャンプで目立っていたのはバンデンハーク(福岡ソフトバンク)。あんだけデカい(198センチ)のに低めへの制球力はすごかった。今年もやるでしょうね。打者では千葉ロッテのナバーロに期待したい。実弾所持で捕まったのは残念だったけど、それまではしっかりと打っていたし、実力は間違いない。出場停止が明ければしっかりと活躍できると思う。

隠し玉は“じゃない方”の高卒ルーキー

 ルーキー勢で僕が密かに期待しているのは、オリックスの吉田凌なんですよね。オリックスキャンプのブルペンは1軍と2軍が同時に投げられるんですけど、吉田は金子(千尋)の横で一生懸命頑張って投げていたんだよね。少し細いので「大丈夫かな?」っていう部分はあるんだけど、きっちりとしたボールを投げていて、今後が楽しみですよ。どうしても小笠原(慎之介)君に注目が集まるけど、東海大相模高のダブルエースとして、僕は吉田君の方に期待したいね。


 その他では、北海道日本ハムの横尾(俊建)君と巨人の岡本(和真)君。横尾君は実戦に入ってめちゃくちゃ頑張ってますからね。岡本君もしばらく打てなかったけど、1日の日本ハム戦では4安打しまし、今後に期待ですよ。この時期に若手が活躍するのは毎年のことではあるけど、シーズンが始まってからも思い切って起用してもらいたいね。

ベースボール・タイムズ
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プロ野球の“いま”を伝える野球専門誌。現在は、年4回発行の『季刊ベースボール・タイムズ』に、全国のバッティングセンター配布の『ベースボール・タイムズ バッセン』などを制作中。全国の番記者から、プロ野球のホットな話題をお届けします。2016年2月18日から今年のプロ野球を楽しむための一冊、『2016プロ野球プレイヤーズファイル』を発売!