“ながら”バレエで美姿勢・美脚 骨盤を立ててお尻をギュッと!

スポーツナビDo

【スポーツナビDo】

電車やオフィスで

 バレリーナのような美しく、しなやかな体になりたい――そんな願いを叶えてくれるバレエダンサー・竹田純先生による「バレエワークアウト」。これはバレエ特有の動きをもとに、バレリーナのような美しいシルエットを目指すエクササイズです。

 鍛えると言っても、内側の深層筋(インナーマッスル)を鍛えるため、外側にゴツゴツとした筋肉がつくことはなく、体のラインは細く美しいまま。また、ゆっくりとした動作で行うので、運動が苦手な人にもお手軽で安心です。それでは、さっそくやってみましょう!

 今回教えていただいたのは、電車での移動中や仕事中など、男性でも女性でも手軽にできてしまう“ながら”エクササイズです。

骨盤をちゃんと立たせて座ること

【写真1】 【スポーツナビDo】

 普段、イスに座ったとき【写真1】のように、骨盤が後ろに行ってしまっていませんか?

【写真2】 【スポーツナビDo】

「骨盤が後傾すると、猫背になってしまうんです。ですから、骨盤をちゃんと立たせて座るようにすれば姿勢は良くなっていくんです」と竹田先生。

【写真2】のようにイスに浅く座り、最初に自分の手で確かめながら骨盤を立たせましょう。そして、ここからが重要ポイント! 両ひざ、つま先、かかとをぴったりと閉じて、息を吸って下さい。

【写真3】 【スポーツナビDo】

 その姿勢のまま息を吐きながら内ももとお尻をギュッと締め、かかとを上げる【写真3】。このとき、足の指をリラックスさせながら、かかとを上げましょう。
 次に息を吸いながらかかとを下ろし、同時にお尻も緩めます。そしてまた、息を吐きながらかかとを上げ、お尻、内ももをギュッと締めます。この運動をゆっくりと8回行ってください。

 このエクササイズは姿勢の改善や、お尻と内ももをギュッと締めることでヒップアップ、美脚効果にバッチリ。また、お腹にも刺激が行き渡るので、下腹部をへこませる効果も期待できます。オフィスで、または電車でこっそりとバレエワークアウト。ぜひお試しください!

竹田純(たけだ じゅん)

バレエダンサー、バーオソル講師。17歳でバレエを始め、翌年、東京バレエ団に入団。2003年に渡仏し、2年間パリのコンセルバトワールでクラシックバレエ、コンテンポラリーダンスを学ぶ。06年にはビアリッツ国際コンクールで銅メダルを獲得。フランスのリモージュ歌劇場、スロバキア国立劇場、オランダ国立劇場など、数多くのバレエ団に所属した。欧州では、パリコレクションをはじめ、モデルとしても活躍。現在、フィットネススタジオ「六本木ネイチャーボディハウス」でレッスンを行っている。『1日10分でやせられる バーオソル・ダイエット DVD BOOK −バレエダンサーのしなやかな身体の秘密−』(講談社)はシリーズ累計9.5万部のベストセラーとなった。

『全身美人になる! バレエワークアウト』

【学研パブリッシング】

今、欧米で大流行の「バレエワークアウト」。フランスの国立学校でバレエを学び、以降ヨーロッパのバレエ団で活動した著者が、これを日本女性向けに開発。「バレエは敷居が高い」と思っている人でも大丈夫。この“バレエワークアウト”はエッセンスだけを取り入れており、未経験者でも簡単にできます。

すべてバレエ特有の体の使い方を取り入れており、体幹や脚のインナーマッスルを使いながら、ムキムキではないしなやかな筋肉がつき、姿勢がよくなり、ボディラインをほっそり引き締めます。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント