食べ過ぎたカラダをリセット! 管理栄養士おすすめ、コンビニ飯の選び方

田中夕子

【Getty Images】

 健康的なカラダになりたいと思いつつ、食事管理というとちょっとハードルが高い気がしませんか? でも、気軽に利用するコンビニエンスストアのご飯でも、選び方でカラダ改善することはできるんです。

 必要なのはちょっとの知識とちょっとの工夫。管理栄養士として、Jリーグ所属チームやプロ野球選手などのサポートをし、2004年アテネ五輪ではビクトリープロジェクトチーフ管理栄養士、08年北京五輪ではJOC(日本オリンピック委員会)強化スタッフとして活動した川端理香さんに、体に良いコンビニ飯の選び方を伺いました。

 第1回のテーマは「食べ過ぎ・飲み過ぎの解消」 です!

ポイント1:体重を測る

「お正月太りしちゃった」なんて言い始めてはや1カ月。とはいえ実際は、体がなんとなく重いとか、ぜい肉がついた気がするとか、感覚的に「太った」と感じている人が多いはず。なんとなく太った気がするから、なんとなく痩せなきゃ、ではなく、まずは自分の体をもう一度チェックすることから始めてみませんか?

■体重計に「毎朝」乗る習慣を

 太ったかどうかを知る、一番の近道は体重を測ること。そんなの当たり前だよ、と思うかもしれませんが、体重の測り方にもポイントがあるのはご存じですか? それぞれの生活スタイルに合わせ、朝体重を測る人もいれば、夜寝る前に測る、という人もいるかもしれませんが、体の変化を知るためには、朝起きて、トイレに行った後に体重を測ることを習慣づけることが大切です。

■なぜ夜ではダメなの?

 なぜ朝なのか。夜でもいいじゃない、と思うかもしれませんが、1日の食事量や活動量、発汗量などによって体重は左右されるので、たとえ毎日同じ時間に体重を計測しているとはいえ、夜ではその日の生活習慣によって微妙なズレが生じます。その点、朝は起きたばかりで食事も済ませていませんし、トイレで水分を出した後でもある。このタイミングで体重を測る習慣づけをすることが、自分の体を知る第一歩なのです。

 万が一、家に体重計がない! という人は、足首周りを触ってみたり、おへその横をつまんで、厚みが増していないかチェックしてみましょう。

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。神奈川新聞運動部でのアルバイトを経て、『月刊トレーニングジャーナル』編集部勤務。2004年にフリーとなり、バレーボール、水泳、フェンシング、レスリングなど五輪競技を取材。共著に『海と、がれきと、ボールと、絆』(講談社)。『SAORI』(日本文化出版)、『夢を泳ぐ』(徳間書店)、『絆があれば何度でもやり直せる』(カンゼン)など、女子アスリートの著書や、前橋育英高校野球部・荒井直樹監督の『当たり前の積み重ねが本物になる』では構成を担当

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