給水所にフカヒレスープ!? “食”を楽しめるマラソン大会紹介

三河賢文

米どころ魚沼の食を楽しむ!南魚沼グルメマラソン

 コシヒカリで有名な新潟県南魚沼で6月初旬に開催されるのが、「南魚沼グルメマラソン(http://gurumara.com/)」です。ハーフマラソンの他に5.274kmの1/8マラソンも実施。大会前日は、前夜祭「さなぶり祭」で盛り上がります。

南魚沼グルメマラソンでは南魚沼産コシヒカリの食べ放題も 【三河賢文】

 大会当日は会場で「南魚沼グルメ村」が開催され、南魚沼産コシヒカリの食べ放題をはじめ、現地のさまざまな食材が堪能できます。走り終えてパワーを使い果たしたランナーにとって、おいしいお米はいくらでも入ってしまいます。ランナーには、あらかじめグルメ村で使用できる食事券を配布。たくさんのおいしい食べ物が、マラソンの疲れを癒してくれるでしょう。

暑い時期はコレ!富里スイカロードレース

 6月後半といえば、梅雨が開けて気温が上がり始める時期。そんな季節に催されるのが、「富里スイカロードレース(http://www.tomisato-suikaroad.jp/)」です。甘くて水分いっぱいのスイカは、暑い時期に欠かせない食べ物といえるのではないでしょうか。

赤い果実がずらりと並ぶ給スイカ所 【三河賢文】

 大会は3km、5km、10kmの部があり、3kmの部は小学生と中学生のみ参加可能。コースがフラットで走りやすいため、親子で参加するのも良いでしょう。

 レースを走り続けていると、ずらりとスイカが並ぶ『給スイカ所』が現れます。物すごい量のスイカを前に、立ち止まってその味を楽しむランナーがたくさん見られるでしょう。走って汗をかいた体に、スイカの水分が程よく染み渡ります。

 さらにレース終了後も、サービスコーナーでスイカが振る舞われています。エイドだけでなく、そして各部門で1〜20位以内に入った選手には、富里スイカを1玉プレゼント。まさにスイカだらけの大会です。

 この他にも、以下をはじめ、そのレースでしか味わえない“給食”を提供するマラソン大会が数多くあります。

・『洋菓子』好きなら!
 スイーツマラソン(http://www.sweets-marathon.jp/)

・『生八ツ橋』を堪能!
 京都マラソン(http://www.kyoto-marathon.com/)

・『シャーベット』が名物!
 板橋Cityマラソン(http://i-c-m.jp/index.shtml)

・『野菜』たくさん!
 ベジタブルマラソン(http://www.vegefun.com/)

 出場レースに迷ったら食べ物で選ぶのも良いのではないでしょうか。マラソンは走る以外にも、いろいろな楽しみ方ができるスポーツです。

2/2ページ

著者プロフィール

中学生の頃から陸上競技を始め、大学では十種競技選手として活動。引退後、約7年のブランクを経て2011年6月よりランニングを開始。同年にハーフマラソン、フルマラソン、翌年には100kmのウルトラマラソンやトライアスロン(オリンピック・ディスタンス)も完走。沖縄本島1周マラソンなどを始め、今では“超長距離”レースにも数多く出場している。また“トウモロコシ”や“アザラシ帽子“をトレードマークに、仮装マラソンも楽しむ。ランニングブログも不定期更新中。趣味と過去の経験を活かし、現在は東京都葛飾区内にある中学校の陸上部にて、外部コーチとして指導も行っている

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント