初心者は注意! 初登山で意外に困った5つのこととは?

デサント

【写真提供:デサント】

 気軽に登山を楽しむ人が多くなってきた昨今。近々、初登山に挑戦しようという方もいるかもしれません。

 初登山となれば、慎重に楽しむ人が多いとは思いますが、とはいえ、それでも登ってから「こんな準備をしておけば良かった」「あのとき○○しなければよかった」など、意外に困ってしまうこともあるはず。そこで、登山経験者に「初登山で意外に困ったこんなこと」を調査。中でも多く挙がったものを紹介いたします。

1.飛ばし過ぎた後の汗冷え

「初登山でテンションが高くなってしまい、出発から早いペースで歩いてしまった。スタミナは問題なかったけれど、汗をかき過ぎて、頂上に着いたころには冷えてしまった。何枚も着替えを持っていって、さらになるべく無理のないペースで歩くのがポイントですね」(27歳男性)

 ライトなコースだからといって飛ばし過ぎると、汗冷えという敵が待っているので要注意です。汗冷え対策のために吸汗速乾性のあるウェアやウール素材などを着るのがオススメです。

2.トイレのタイミングや場所

【写真提供:デサント】

「出発してからはトイレをするタイミングや場所がなかなか見つからず、頂上まで少しガマン気味で登ることに。入山前や中間地点などでトイレを見つけたら、必ず用を足すことが大切です。また、トイレをガマンして水分を控えるのは絶対にNG」(33歳女性)

 事前に下調べをしないで登山するのは禁物。休憩する場所やトイレのタイミングも含めて計画すれば、より登山を楽しめます。初めて登る場合は、特に安全登山を心掛けましょう。

3.食事をとるタイミング

【写真提供:デサント】

「山頂でご飯を食べようと思っていたのですが、登頂した時は疲れでいまいち食欲が湧かず、あまり食べられませんでした。その結果、下りの後半はずっと空腹。登山では一度に食料を取るのではなく、食べられるときにこまめに食事するのが良いですね」(27歳男性)

 自分のペースで水や食料を取れるように、行動食は持参しましょう。

4.山頂は思っている以上に寒い!

「5月の暑い日だったので軽装で登山したら、頂上に行くにつれて寒くなり…。その日は途中で晴れから曇りに変わったこともあって気温がだいぶ下がり、せっかく頂上まで登ったのに寒いから早く降りたい!と思ってしまった。残念…」(24歳女性)

 標高が100m高くなると0.5度下がると言われています。さらに、風があるときは体感温度も下がります。登っているときだけでなく、足を止めているときの服装も考えて登山しましょう。軽量で持ち運びに便利なウェアがオススメです。

5.山頂の気持ち良さに浸り過ぎた後の下り

【写真提供:デサント】

「『登山は下りも気を引き締めて』と聞いてはいたけど、山頂でのあまりの爽快さについビールを飲み過ぎて、のんびりしてしまった。そのせいで帰りはお腹が一杯だったし、到着もすっかり夜に。山頂での楽しみは、ほどほどにしておくのが安全です」(35歳男性)

 予想を超える気持ち良さが山頂にはあります。くれぐれも、頂上でのくつろぎ過ぎには注意を。

 初めてだからこそ、念には念を入れて準備をするのが大切。経験者たちにアドバイスをもらいながら、準備万端で初登山に出かけましょう!
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著者プロフィール

「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」を企業理念に、コーポレートブランドの『デサント』をはじめ、『マンシングウェア』、『ルコックスポルティフ』、『アリーナ』、『アンブロ』、『マーモット』等、幅広いフィールドで展開するスポーツメーカーです。ランニング、サイクリング、サッカー、ゴルフなど、スポーツを通じてアクティブになるための情報を紹介します。 

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