棚橋式! 60日で逸材ボディ養成法 海でもプールでも愛してまーす!!

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【スポーツナビDo】

まずはたくさん歩くこと

100年に一人の逸材、新日本プロレスのエース・棚橋弘至選手がスポーツナビDoに登場! 【t.SAKUMA】

 新年度がスタートし、早1カ月。ポヤポヤしているうちに夏はアッと言う間に来てしまう。今年こそ“海でもプールでもドンと来い!”な体を手に入れたい……そんなアナタの願いを叶えるために、スポーツ界随一の肉体美を誇るあの選手に突撃取材してきました。

 訪れたのは新日本プロレス道場。今回、夏に向けての肉体作りトレーニング方法を教えてくれたのは、同団体のエースにして“100年に一人の逸材”棚橋弘至選手だ。
「僕たちプロレスラーやプロスポーツ選手と違って、会社勤めをされているサラリーマンの方たちはトレーニング時間を作るのがまず難しいと思います。ですから、日常をトレーニングの場としましょう」

 そうして教えてくれた、最初の基本的なトレーニングは“たくさん歩くこと”。例えば、ちょっと出かけるのにも遠回りして歩いてみたり、エレベーターやエスカレーターを使わずに常に階段を上り下りする、などだ。

「特に東京とか都会に住んでいる人はマンションに住んでいらっしゃる方が多いと思うので、毎朝毎晩、仕事や学校の行き帰りに階段を使うのは効果的だと思いますね。意識して多く歩くことで、脂肪は確実に燃焼されます。歩くということは、一番の基本となるトレーニングですから」

自宅の筋トレはこの3つでOK!

棚橋選手が筋トレ初心者のための入門メニューを伝授してくれた 【スポーツナビDo】

 自宅でできる筋トレに関しては、3つだけでOKです、と棚橋選手。その3つとは、

・腕立て伏せ 10回×3セット
・ヒンズースクワット 30〜50回
・クランチ(腹筋) 30〜50回

 入門編として、まずはこの3つを確実にこなしていくことだ。
「だいたい15分〜20分でこなせると思いますので、これだったら時間がない人でも、例えばお風呂に入る前とかにできるのではないでしょうか」

『鉄の意志』でコツコツと毎日少しずつでもトレーニングを継続していくことが、棚橋選手の逸材ボディに近づく道だ 【t.SAKUMA】

 ただ、同じ新日本プロレスの邪道選手を取材したときにも同じことを聞いたのだが、一番の問題は筋トレを“どう継続するか”。これはプロスポーツ選手ではない一般人にとって、永遠の命題だと思う。さて、棚橋選手はこの難題にどのような解決方法を示してくれるのか?

「そうですね、やはり目標を持つことだと思います。とにかく5キロやせたい、あの服をカッコよく・可愛く着たい、モテたい、何でもいいと思います。そして、それを忘れないよう常に目に入るように、目標を紙に書いて張っておくことですね。自分も『鉄の意志』と書いた紙を壁に張っていますから」

 さらに、目標を持つことと並んで大事なことが、毎日体重計に乗る、そして鏡で自分の体を見ることだという。

「コツコツと毎日トレーニングを続けていけば、ある日ふと自分の体の変化に気が付くんです。アレ? ここ絞れてきてるんじゃないか、筋肉がついてきてるんじゃないか、って。体重計の数字もそうなんですけど、そういった見た目の変化ってやっぱりテンションも上がってきますし、筋トレを続けていくモチベーションにもなる。肉体の変化が目に見えて現れるのがウエートトレの最大の魅力。ですから、毎日決まった時間に必ず体重計に乗って、そして鏡で自分の体を見てください」

朝はたくさん、夜は少なめの食事に

食事に関しては朝は多めに、夜を少なくと語る棚橋選手 【スポーツナビDo】

 一方、食事方法についても聞いてみた。ここで棚橋選手が語った重要なポイントは、いつ・どのくらいの量を摂るかだ。

「日本の典型的な食事というと、朝は質素に量も少なめ、お昼は普通で、夜に豪勢な食事を摂る、だと思うんです。つまり量やカロリーで見ると、朝から夜にかけてだんだん多くなっていってるんですね。ただ、夜に摂った食事のエネルギーは消費されずに体に残っているんです。ですから残った余分なエネルギーが脂肪になってしまう。そこで、この食事の摂り方を逆にすればいい。1日の摂取カロリー量は同じのまま、朝にたくさん食べて、夜は少なめにする。朝にとったエネルギーは1日の活動の中でしっかり消費され、体に蓄えられませんから、ガンガンやせていきますよ」
 どうしてもお菓子やケーキなどの甘いものが食べたくなったら朝に食べてください、と棚橋選手。ただ、から揚げなどの油ものは少し控え目にした方がいいとのことだが、肉類に関しては「鶏肉や牛の赤身はいいですね。脂身など脂肪の多いものを食べなければ、肉はたくさん食べても太りませんから」。ほかにも棚橋選手は、ノンオイルのツナ缶、ゆで卵の白身、シリアル食品の1つであるグラノーラなどを好んで食べているという。

 ここまで、いかがでしょうか? 逸材ボディに近づけそうですか?

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著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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