WBSCフラッカーリ会長が代表団を率いてオーストラリアを訪問 ブリスベン2032オリンピック組織委員会と会談
WBSCからは、フラッカーリ会長の他にマイケル・シュミットCEOとマルコ・イエンナCOOが参加。オーストラリア野球連盟のグレン・ウィリアムズCEOとオーストラリアソフトボール連盟のサラ・ローCEOと面会した。
野球・ソフトボールがブリスベン2032オリンピックの競技プログラムに追加されることを目指すWBSCは、その重要な局面として、大会組織委員会の準備状況を視察し、組織委員会CEOのシンディ・フック氏とスポーツディレクターのブレンダン・キーン氏と会談した。
WBSC代表団は、U23オーストラリア男子ソフトボール全国選手権の開会式と試合を視察したほか、オーストラリアにおける野球・ソフトボールの継続的な発展とLA28とその先を目指す選手たちの道のりについて議論した。さらにシドニー2000オリンピックの経験とブリスベン周辺の地元コミュニティからの野球・ソフトボールへの強力な支援を踏まえた会場の選択肢も提示した。
フラッカーリ会長は、今回の訪問と会談は、野球とソフトボールがブリスベン2032に採用されるための重要な第一歩であると強調した。
「WBSCはオーストラリア野球連盟とオーストラリアソフトボール連盟の役員とともに、このようにブリスベンを訪問でき大変嬉しく思います。オーストラリアは長きにわたり野球とソフトボールの大国であり、私たちはこのスポーツのオーストラリアでの将来に期待しています」とフラッカーリ会長は語った。
さらに、「今回の訪問では、ブリスベン2032の役員の方々と、次期オリンピック競技大会に野球とソフトボールが採用される可能性について初めて議論する機会に恵まれました。組織委員会の方々のお時間とご配慮に心から感謝しています。WBSCは、このオーストラリアのパートナーたちと協力し、野球とソフトボールが世界の舞台で引き続き成功できるよう尽力していきます。」と続けた。
同氏は「フラッカーリ会長を筆頭としたWBSCの代表者たちがオーストラリアに来られたことは、オーストラリアの野球とソフトボールに対する真のコミットメントを示すもので、2032年ブリスベン大会に野球とソフトボールを含めることの重要性を示すものでもあります。オーストラリア野球連盟とオーストラリアソフトボール連盟は一致団結しており、両スポーツの自国での大会が関係者全員と将来の世代の選手にとってどのような意味を持つのか、非常に楽しみにしています」と語った。
オーストラリアソフトボール連盟のCEOサラ・ロー氏は、今後の展望に期待を寄せ、WBSCと各国連盟との関係を称賛した。
「WBSCをブリスベンにお迎えし、今後の協力について話し合うことができうれしく思います。私たちはWBSCとそのリーダーたちと素晴らしい関係を築いており、オーストラリアで我々のスポーツを発展させるために協力しています。WBSCに世界クラスの選手とプログラムを紹介できることを誇りに思うと同時に、ソフトボールオーストラリアの歴史における偉大な章を前に、重要な見解を学ぶこともできました。」とコメントした。
ブリスベン2032に向けた取り組みの一環として、WBSCはIOCメンバー、オリンピック選手、WBSC執行役員会メンバー、各国連盟代表、WBSCアスリート、オフィシャルを含むワーキンググループの設置を決定した。
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