第6回BBCトーナメント直前「BOATBoy黒須田編集長のドリーム戦解説!」
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この大会に出場するのは、まずは前年覇者。さらに前年のSG、プレミアムG1、特定G2、ボートレースバトルトーナメントの優勝者。レースタイトルの「チャンピオン」はここに由来しているわけだ。それ以外では、SGとプレミアムG1(前年10月まで)の選考順位上位選手。まさに前年のビッグレースで活躍したトップレーサーたち!優勝者にはチャンピオンベルトが贈呈されることになっている。
勝ち上がり方式は、レースタイトル通り「トーナメント」戦。ビッグレースでは唯一無二のシステムで争われるのがこの大会の特徴でもある。4日間の短期決戦で、初日に一回戦、2日目に準々決勝戦、3日目に準決勝戦、4日目に決勝戦が行なわれる。勝ち上がりに関してはシンプルで、一回戦から準決勝戦まですべて1〜3着の選手が次のステージへと進出。勝ち上がり戦はすべてが「3着条件の勝負駆け」であり、4着以下に敗れればその瞬間に敗退が決定。過酷な一発勝負の連続だ。
枠順に関しては、8個レース行なわれる一回戦は選考順位1〜24位が1〜3号艇に入り、選考順位25位以下の選手は出走するレースごとに4〜6号艇を抽選で決定する。準々決勝(4個レース)は一回戦の1着選手が1〜2号艇、2着選手が3〜4号艇、3着選手が5〜6号艇に入り、準決勝(3個レース)も準々決勝の着順により同様に枠順が割り当てられる。そして決勝戦は、完全抽選で枠番が決定。「スーパーアミダマシーン」による決定方式は、大きな見どころともなっている。ビッグレースにおいて、ファイナルの枠順が抽選で決められるのは、いうまでもなくこの大会のみだ。
注目選手をピックアップすると、やはり前年覇者をいの一番であげなければならない。というのも、この大会の選考順位1位は前年覇者。一回戦の1号艇が決まっているばかりでなく、逃げ切れば準々決勝戦も1号艇、そこでも逃げ切れば準決勝戦も1号艇なのだ。このアドバンテージを活かして、過去5回中4回で前年覇者が優出を果たしている。前年チャンピオンの防衛戦、というのもこの大会の性格になっているわけだ。
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