創設150周年記念試合でウェストハム相手に劇的勝利|アストン・ヴィラ
【©︎AstonVilla】
2-1で逆転勝利しFAカップ4回戦進出
キックオフ前のヴィラ・パークでは、150年にわたるクラブの歴史を振り返る感動的な映像がビッグスクリーンに映し出され、スタジアム全体が暗転。続いて花火や炎などの壮大な演出が行われ、記念試合にふさわしい特別な雰囲気に包まれた。
試合開始早々、ウェストハムが歓声を奪う場面を演出。開始1分、ブラジル代表パケタが強烈なロングシュートを放つも、わずかに枠を外れ、スタジアムに緊張が走る。
そして9分、再びパケタが決定機を迎えると、クリセンシオ・サマーフィルのクロスを左足で確実に仕留め、ウェストハムが先制点を挙げた。
試合の流れが大きく動いたのは後半71分。レオン・ベイリーのコーナーキックからマートセンがシュートを放つと、そのこぼれ球にオナナがいち早く反応。至近距離から押し込んで同点に追いついた。
同点弾で勢いづいたヴィラは、エメリ監督がすかさず交代カードを切り、ジェイコブ・ラムジー、コスタ・ネデリコヴィッチ、エミリアーノ・ブエンディアの3選手を投入。この采配が功を奏した。
76分、オリー・ワトキンスが左サイドを突破し、低いクロスをゴール前に送ると、ロジャースが冷静に押し込み、ヴィラが逆転に成功。ヴィラ・パークは歓喜に包まれ、ファンにとって忘れられない夜となった。
クラブ創設150周年という記念すべき日にふさわしい勝利を手にしたアストン・ヴィラ。次のFAカップ4回戦でもさらなる快進撃が期待される。
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