年齢から眺めるジュビロ磐田2025シーズンスカッド
【年齢から眺めるジュビロ磐田2025シーズンスカッド】
私は毎年オフには、ジュビロ磐田の選手去就について生年度ごとに以下のような表にまとめて公式発表があり次第、SNSで定期的に公開しています。
【神田川_Júbilo&Bonita】
今回表を眺めてみると過去のジュビロ磐田のスカッド(登録されている選手)と比べて若返っているんじゃないか?と感じました。
そこで
ということでグラフ化してみました。
過去ジュビロ磐田が直近J2で戦った2021年、2022年、そして今年2025年の年齢層のグラフです。
(備考:スカッドはシーズン始動当初のものです。夏の移籍は加味していません。)
2021シーズン:J2優勝
【神田川_Júbilo&Bonita】
遠藤保仁、山田大記、山本康裕、大津祐樹、鈴木雄斗、大森晃太郎など比較的経験値の高いメンバーを固定して戦い抜いたシーズンでした。しかし、年齢分布をみると若手からベテランまでおしなべて分布している編成でした。
平均年齢は27.8歳。予想ではもっと高いと思っていたのですが、これは、当時19~20歳だった鈴木海音、三木直土、清田奈央弥、吉長真優の4選手はリーグ戦でほぼ出場機会が与えられなかった若手不遇の年でもあったことが影響していたと思います。
因みに彼ら4選手を除いた場合の平均年齢は29.1歳になります。やはり、ベテラン偏重で戦ったことがわかります。
2023シーズン:J2 2位
【神田川_Júbilo&Bonita】
横内昭展監督は2チーム体制でカップ戦とリーグ戦の超過密日程を戦い抜くことでチーム力を上げて最終節で奇跡の2位でのJ1昇格を奪取。
振り返れば、あのルヴァンカップの過密日程があったればこその2023年だったかもしれません。2024年、ルヴァンカップのレギュレーションが改変されずに、2023年同様にグループステージ制を採用していたら、ジュビロはもっと違った結果になっていたのではないか・・・・?と想像してしまいます。
新陳代謝を図る編成はできなかったため平均年齢は28.2歳と2021シーズンよりも上昇。この年に編成できなかった影響はやはり大きいですね。
2025シーズン(今年)
(契約更改未発表のブルーノジョゼを含んでいます) 【神田川_Júbilo&Bonita】
2021年、2023年とは違った若手と中堅が次代のジュビロを作っていくそんな意図が感じられた新体制のように感じました。
願わくば、大卒・高卒ルーキーの23歳以下の層が躍進する年になって欲しい。そのためにはルヴァンカップや天皇杯などのカップ戦を勝ち抜いて切磋琢磨できる場を確保するような戦いぶりに期待しています。またこの層にはルーキーではありませんが武者修行から帰ってきた藤原健介がいます。先輩を押し退けてリーグ戦に出場できる力をつけてくればチームの勝利だけでなく、将来のジュビロを背負う存在として頼もしい選手になれるでしょう。
このように、2025年のスカッドは若手から中堅どころに主眼を置いたメリハリの効いた編成になっていると思います。
一方で、ただ一人40歳台の川島永嗣の奮起にも注目。今年は新潟から阿部航斗が加入し、三浦龍輝も当然返り咲きを狙っているはず。189cm長身の長澤翼の存在も脅威です。監督も替わったので正GK争いも横一線からのスタートになるでしょう。開幕の正GKの座は誰が掴むのか楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファンサポーターに歓喜が訪れることを願って。
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