PG1第13回クイーンズクライマックス直前「BOATBoy黒須田編集長のドリーム戦解説!」

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PG1第13回クイーンズクライマックスは、ボートレース蒲郡にて明日から開催。
本記事では、注目ポイントをBOATBoy黒須田編集長が解説する。
皆さん、ぜひ参考に!

毒島誠の優勝で劇的なフィナーレとなったグランプリ。ボートレース界の年間メインイベントは華やかに幕を閉じた。ただし、令和6年のボートレースはまだ終わっていない!大晦日に優勝戦を迎えるクイーンズクライマックス!これを見なければボートファンは年を越せない!グランプリの後にもこの大一番が待っているのだから、実に贅沢な年の瀬である。

今年の舞台は、ボートレース蒲郡。もちろんナイター開催だ。クイーンズクライマックス史上初のナイター!ついに大晦日の夜に女子レーサーの最高峰バトルが戦われる。どんな戦い模様となるのか、おおいに興味深い。

例年通り、G3クイーンズクライマックスシリーズがまず12月26日に開幕。開催3日目となる12月28日に、クイーンズクライマックスを争う12人が合流する。選出基準は今年1月1日からチャレンジカップ(レディースチャレンジカップ)最終日までの女子賞金トップ12。ただし今年は5位の守屋美穂がG1選出除外となっているので、守屋以外の13位以内が参戦する。守屋はシリーズのほうに登場。初日ドリーム戦に選出されている。

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優勝候補最右翼は、今年も賞金ランクトップで臨む遠藤エミだ。今年はチャレンジカップでもSGのほうに出場。SGグランプリシリーズからの転戦となる。8月にはレディースチャンピオンを2連覇しており、今年こそ女子プレミアムG1のコンプリートを果たしたい。昨年は準Vで涙を呑んでおり、さらに闘志高まる大晦日決戦となるだろう。

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賞金ランク2位で登場するのは三浦永理だ。初代クイーンズクライマックス覇者は、一時は表舞台から遠ざかったりもしたが、昨年のこの大会に久々の参戦。今年はレディースチャレンジカップを制し、SGグランプリシリーズでは準優勝戦にも駒を進めた。まさしく完全復活!第1回大会以来12年ぶりの優勝もハッキリと視野に入っているはずだ。

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昨年のクイーンズクライマックスを制したのは浜田亜理沙だ。初出場で、賞金ランク9位での参戦と戦前は伏兵と目されていたが、見事な戦いぶりで一気にティアラ戴冠。多くのファンが目を見張ったものだ。その後も充実した戦績を積み上げて、今年はSG3節に出場。ボートレースオールスターでは予選突破も果たしている。完全に本格化したスピードスターが、連覇をもくろんで蒲郡に乗り込む。

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スピードスターといえば渡邉優美も忘れるわけにはいかない。2月に第1回大会が開催されるプレミアムG1スピードクイーンメモリアルでは主役と目されながら、F休みが重なってまさかの不出場。その分も、このクイーンズクライマックスで気を吐きたいところだ。蒲郡では優勝実績がないが、苦手というほどの成績でもない。スピードが活きる広大な水面で思う存分、力を発揮したい。

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昨年はクイーンズクライマックスシリーズで優勝した西橋奈未が、今年はついに女王決戦のほうに出場を果たした。旋回力は男子相手にも負けておらず、ヤングダービーなどでも互角以上の戦いを繰り広げ、SGでも存在感を発揮した。レディースチャレンジカップでも優出しており、初出場とはいえ女子ではすでにトップクラスの走りを見せる。トライアル初戦は4号艇での登場だが、外枠でもまったく侮れない存在だ。

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最後に、地元勢として細川裕子と宇野弥生を取り上げておきたい。今年は蒲郡でのこの大会に駒を進めるため、特別な思いで戦ってきたはずだ。出場は果たしていちおうの目標はかなえたわけだが、もちろんそれだけで満足しているはずがない。水面慣れという面ではアドバンテージがあるのが当然、それを活かして最高の結果を出したい。
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