平和島優勝戦 “勝利の化身”今垣光太郎が1号艇

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【(C)BOATRACE 今垣光太郎】

ボートレース平和島の「にっぽん未来プロジェクト競走in平和島」はきょう9日が最終日。12R優勝戦メンバーの談話は次のとおりだ。

1号艇 今垣光太郎 「プロペラを回すようにして、準優が一番良かった」
2号艇 山田 雄太 「風で乗り心地は分からないが足は間違いなくいい」
3号艇 東本 勝利 「伸びはもっといい人いるが、出足や進み具合いい」
4号艇 夏山 亮平 「ピット離れ良くないが、のぞいていく足なので」
5号艇 久田  武 「冷えると舟の向きがいい。伸びはずっと良かった」
6号艇 伊藤 喜智 「数字以上の足は出ている。しっかり回れば伸びる」

優出6レーサー全員が舟足には納得しており激戦模様だが、それでも優勝候補筆頭はSGV9、G1V30 、通算優勝回数118回を数える今垣光太郎(石川出身・福井支部55歳)【写真2枚】だろう。
下関(7月)・津(8月)・三国(10月)に次ぐ、今年4回目の優勝をめざすことになる。

また、平和島は1999年のチャレンジカップをはじめ通算V3。相性のいい水面ゆえに期待感が増すというものだ。

【(C)BOATRACE 今垣光太郎】

55歳になった63期生は選手生活37年目に入っているが、勝つための姿勢は終始一貫。できる限りのことをやり通し、舟券に貢献せんと全力を尽くしてきた歴史を内在させている。「ファンの皆さんに喜んでいただけるのなら、選手間で嫌われてもいい」と語ったこともあるほどだ。まさに“勝利の化身”である。

そのカタチが優勝回数なのだが、もう1つ覚えておきたいデータが勝率である。

勝率2点台  1期
勝率3点台  1期
勝率4点台  1期
勝率5点台  4期
勝率6点台 10期
勝率7点台 38期
勝率8点台 16期
勝率9点台  1期

出走回数が達しなかったことなどから、勝率はクリアしていてもA2に甘んじたことや、規程でB2陥落も経験したが、いかに厳しく戦ってきたかが分かる数字だ。近況、記念戦線を走る機会は減っているが、心技体すべてに衰えはない。この優勝戦も全能力を発揮し、栄冠にまっしぐらのはずだ。
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