【BOATRACE】齊藤仁が「マイペースで」と暫定予選1位 峰竜太はレアな6・6・2着 下関SGチャレンジカップ

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 ボートレース下関(ナイター開催)の「SG第27回チャレンジカップ」(優勝賞金3600万円)は20日、2日目を開催した。急激に冷え込んだ初日に比べ、気温が3度ほど上昇した2日目はパワーの変調に首をかしげるレーサーが多かった。

 そんな中、初日と変わらぬ好感触で4Rをインから逃げた齊藤仁(東京出身・東京支部47歳)【冒頭の写真・中央】がまだ2走ながらも2・1着とオール2連対をキープ。得点率9.00で暫定トップに立った。齊藤は「初日、2日目と変わらず感触はいい。バランス型で好きな感じ」と前操者の野中一平が優勝したモーターのパワーを引き出している。11年ぶり2回目のグランプリ出場に向けて、今節は賞金39位から優勝条件になるが「そこは意識せずマイペースで」と平常心を保っている。

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 2日目12Rで、1コースの峰竜太を2コースから差し切り、3走目にして待望の初白星をゲットしたのが地元の寺田祥(山口出身・山口支部46歳)【写真上】。「足は伸び寄りだが全体的にいい。スリット過ぎてから伸びていたし」と仕上がりは上々。こちらも賞金34位で、グランプリ出場へは優勝条件。何よりも地元のSG戦で負けられないという気持ちが強い。

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 その寺田祥に屈してしまった峰竜太(佐賀出身・佐賀支部39歳)【写真上】は肝心な1号艇で白星を挙げられず、前半6Rでは初日のドリーム戦に続いての6着。2走連続の6着は2018年8月丸亀のSGボートレースメモリアル以来、6年3カ月ぶりというレアケース。「初日は良かったのに2日目は悪かった。1コースで差されたのも、寺田さんの方が出ていたので先に回るためにターンマークに寄ったから。なんで悪くなったのか原因が分からない」と首をひねるばかり。素性評価が悪いモーターだけに、気温の上昇が大きく影響したのかもしれないが、このままでは当然終われない。得点率19位タイで、3日目は4R6枠の試練。

 1コースで敗れたといえば、白井英治も2日目8Rで椎名豊に差されて2着。前半3Rも2着だったので2日目は2着2本だったが、とても手放しでは喜べず「あれで逃げられないとは…」とレース後の表情はかなり厳しかった。

 なお、2日目3Rで平本真之(転覆)と激しく接触した毒島誠は妨害失格で賞典除外。2Rでは前田将太が不良航法で減点10点を取られている。
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