【U18日清食品トップリーグ2024 (女子) 大会レポート】「盛り上げて楽しんでバスケをするのが好き」 桜花学園 #7 金澤杏
【©U18日清食品リーグ】
前の週の試合で桜花学園は、上位を争う京都精華学園(京都府)、岐阜女子(岐阜県)に惜しくも連敗。特にその京都精華学園戦で、大きく水をあけられたのがリバウンド数でした。#7 金澤杏選手(2年/171cm)いわく、「センターの選手に頼り切らず、ガード陣のルーズボールでボールを取り切ることが課題になりました」。その反省を生かし、この試合は前半からチーム全員でリバウンドを掌握します。リバウンドから走って得点を重ね、開始4分で10-3と幸先の良い立ち上がり。
【©U18日清食品リーグ】
「前の週は、自分が点を取りにいかなければいけなかったのに、それができずに負けてしまって…。だからこの1週間、パスを探すよりもまず自分、という意識で練習してきました。今日の前半はシュートが当たっていなかったのですが、周りのみんなが『打ち続けろ』と声をかけてくれたので、その気持ちを受け取めて、後半は絶対に決めようと思っていました」
【©U18日清食品リーグ】
チームの大きなカギを握っている金澤選手。「U18日清食品トップリーグ2024」の大会期間中だった9月にはNBAとFIBAによる育成キャンプ「Basketball Without Borders Asia」に参加するなど、「この秋は、すごく貴重な経験を積めた期間だったと思います。その中でも自分の3ポイントシュートは、通用する部分があると感じました」と振り返ります。
まだ2年生ですが、「コート上や練習中は、学年は関係ないと思っています。自分は盛り上げて楽しくバスケをするのが好きなので、明るい声かけを上級生にも下級生にもしながら、勝利を追い求めつつこれからも楽しんでいきたいです」と、笑顔で語ってくれました。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ