G1尼崎ダイヤモンドカップ優勝 宮地元輝が賞金ランキング8位にジャンプアップ
【(C)BOATRACE 宮地元輝】
ボートレース尼崎の「G1尼崎ダイヤモンドカップ」はきょう15日、12Rで優勝戦が行われ、宮地元輝(佐賀出身・佐賀支部38歳)【写真3枚】の優勝で幕をおろした。
展開は1コースの黒井達矢が逃げ先行。2コースの宮地が1マーク差して2番手追走だったが、2マークで宮地が差し込み、黒井の懐に舳先(へさき)を入れて逆転劇を演じている。
宮地は「バランス取れ全体的にトップクラス」という舟足を生かしたレースについて、「もともと体重がありましたから、スピードを保ったまま旋回することをずっと心がけてきた」。その成果だと自己分析。「いろいろありました…」と語る瞳に、かつての60㎏近い体重との戦いや、無謀ともいわれたコース取り、そして、なかなか結果が出せず悶々とした日々などが映り込んでいるようであった。
展開は1コースの黒井達矢が逃げ先行。2コースの宮地が1マーク差して2番手追走だったが、2マークで宮地が差し込み、黒井の懐に舳先(へさき)を入れて逆転劇を演じている。
宮地は「バランス取れ全体的にトップクラス」という舟足を生かしたレースについて、「もともと体重がありましたから、スピードを保ったまま旋回することをずっと心がけてきた」。その成果だと自己分析。「いろいろありました…」と語る瞳に、かつての60㎏近い体重との戦いや、無謀ともいわれたコース取り、そして、なかなか結果が出せず悶々とした日々などが映り込んでいるようであった。
尼崎の表彰セレモニー会場は熱気に満ち、いかに宮地元輝というレーサーがファンと共に歩んできたかが表れていたが、「お客様の熱意が自分を動かしている。今38歳ですが、まだまだキャリアアップできそう。やり直したいことがある!」と発言。万雷の拍手を浴びていた。
この栄冠は、宮地元輝にとって2回目のG1タイトル(1回目は2022年9月の福岡周年記念)であったばかりか、通算1000勝達成というおまけつき。表彰セレモニー後、やや暗くなり始めた水面で水神祭を行うと、「宮地大好き~!」といった声がいつまでも続き、感動的な1日となった。
これにより前日の11位から8位に賞金ランキングはジャンプアップ。初のグランプリ出場は当確。次は下関のSGチャレンジカップ(11月19日~)だ。大いに注目したい。
これにより前日の11位から8位に賞金ランキングはジャンプアップ。初のグランプリ出場は当確。次は下関のSGチャレンジカップ(11月19日~)だ。大いに注目したい。
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