【中日】木下拓哉捕手、福谷浩司投手がFA宣言 竜にある居場所と井上竜への影響 ~11/13~

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チーム・協会
【これはnoteに投稿されたyasugonsさんによる記事です。】
中日の木下拓哉捕手、福谷浩司投手がFA宣言しました。

報道によれば、球団は両選手に対して複数年契約を提示。宣言残留も認めているとはいえ、動向が気になります。

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ここまで、中日は他球団から戦力外通告を受けた選手を含め、獲得調査報道はなし。

仮に両選手とも流出すれば、井上竜1年目は覚悟を伴った再建が必要になります。

木下捕手が抜ける影響

小笠原慎之介投手、R・マルティネス投手の退団が現実味を帯びる中、木下捕手、福谷投手も失うことは大きな痛手です。

捕手陣は宇佐見真吾捕手、加藤匠馬捕手がおり、ドラフトで即戦力候補の石伊雄太捕手(日本生命)も指名したとはいえ、木下捕手の力は必要です。

来春のキャンプでは石橋康太捕手を含め、若手捕手のアピール合戦が予想されます。プロでの経験値は石橋捕手が上回るものの、ほぼ横一線の状態。

練習試合、オープン戦を重ねた結果、今季と同じく宇佐見捕手や加藤匠捕手にスタメンマスクを任せる流れになる可能性は十分に考えられます。

その時、木下捕手がいるのといないのでは大違い。

もし、若手がプロの壁にぶち当たっても、木下捕手がいるから開幕は大丈夫。そう思える状況が消えることはチームにとってマイナスです。

チームを底から支える柱

福谷投手にも同じ事が言えます。

先発不足が叫ばれる中、期待の若手が伸び悩む間に着実に結果を残したのは福谷投手でした。

今季は8月下旬から躍動し、8試合に登板して3勝1敗。故障者も発生していた状況で、福谷投手がいなければ先発陣は崩壊していた可能性がありました。

チームを底から支える柱。

柱を失えば、チームがグラつくことは容易に想像がつきます。

左腕の柱であった小笠原投手、絶対的守護神のR・マルティネス投手という柱も失う可能性がある中、福谷投手にかかる期待は大きいです。

計算できる福谷投手を失えば、今オフに先発陣の大補強を行う必要があります。

育成に舵を切る可能性も

FAは選手が勝ち取った権利で、どの道を選ぶかは自由。

その中で、木下捕手、福谷投手ともに竜に居場所はあり、まだまだチームを支える柱として活躍が期待されます。

仮に他球団から戦力外通告を受けた選手を獲得しても、その穴を埋めることは容易ではありません。

今年のドラフト指名を考えると、FA市場の結果によっては、井上竜1年目は育成に舵を切る可能性も浮上します。

強竜復活への道は、どれほど険しいものになるのでしょうか。

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