日本代表初選出のパ・リーグ選手は? 佐藤都志也ら8選手を紹介

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佐藤都志也選手 【©C.L.M.】

 11月9日(土)に「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」が開幕。日本の初戦となる対オーストラリア戦は、13日(水)にバンテリンドームで行われる。本記事では、日本代表選手として初出場する、パ・リーグ選手8名を紹介していく。

北山亘基
 北山亘基投手は先発転向2年目の今季、左足中指の疲労骨折による離脱がありながらも14試合に登板し、5勝1敗、防御率2.31を記録。4月20日の千葉ロッテ戦では、116球を投げ4安打7奪三振無失点でプロ初完投・完封勝利を挙げた。また、ルーキーイヤーの2022シーズンは、55試合で19ホールドポイント、9セーブを挙げるなど、中継ぎ・抑えとしての経験も豊富だ。

藤平尚真
 東北楽天・藤平尚真投手は、プロ8年目の今季中継ぎに転向し47試合に登板。球速150km/h台のストレートとフォークを武器に、防御率1.75、20ホールドをマークする。また、シーズン最終盤の10月8日の北海道日本ハム戦では2点リードの9回表に登板。代打攻勢を2奪三振含む3者凡退に封じ、プロ初セーブを記録した。

鈴木翔天
 昨季61試合に登板していた鈴木翔天投手は、今季49試合で防御率1.66、パ・リーグ4位タイ、キャリアハイの26ホールドポイントをマーク。4月28日から8月10日まで、球団新記録の28試合連続無失点も記録した。貴重な中継ぎ左腕として、藤平投手と共に東北楽天の勝ちパターンの一角を担った。

鈴木昭汰
 プロ4年目の今季、チーム最多の51試合に登板した鈴木昭汰投手。勝ちパターンとして起用され、開幕から27試合連続無失点。シーズンを通しての失点はわずか7、自責点は4と安定感抜群の投球を続けた。パ・リーグ2位の29ホールドポイントを記録と飛躍のシーズンを送った左腕は、国際大会でも緊迫した場面で本領を発揮してくれそうだ。

佐藤都志也
 佐藤都志也選手は116試合に出場した今季、昨季の打率.218から大幅に向上し、パ・リーグ4位の打率.278をマーク。攻守でチームの要となった。パーソル CS パ進出をかけた9月30日、東北楽天との直接対決では、9回2死2、3塁から勝ち越しの適時打を放っており、ここぞの場面での一打にも期待がかかる。

清宮幸太郎
 追加招集の清宮幸太郎選手は今季、春季キャンプ前に左足の負傷で出遅れ、6月上旬までのほとんどをファームで過ごした。それでも同月11日に再昇格すると、7月に月間打率.383を記録するなど状態を上げ、最終的には打率.300、15本塁打をマーク。千葉ロッテとのCSファーストステージ第3戦では貴重な同点打を放ち、ファイナルステージ進出に貢献していた。

村林一輝
 同じく追加招集された村林一輝選手は、昨季の中盤から遊撃手としてスタメンに定着すると、今季はキャリアハイの139試合に出場。堅実な守備を持ち味とし、打撃では打率.241、6本塁打、チーム3位の50打点を記録した。

五十幡亮汰
 俊足が武器の五十幡亮汰選手は、主に代走として94試合に出場。パ・リーグ6位、チーム2位の18盗塁を成功させている。1点を争う終盤に、足で得点を呼び込みたい。
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