【WEリーグクラシエカップ グループステージ第6節 I神戸戦】グループステージ突破の可能性は潰えたが、INAC神戸レオネッサ相手にチャレンジする姿勢を発揮し、今後のリーグ戦につなげたい

セレッソ大阪
チーム・協会

【CEREZO OSAKA】

2024-25SOMPOWEリーグ第7節・ジェフ千葉レディース戦から中3日。舞台をカップ戦に移し、セレッソ大阪ヤンマーレディースは、WEリーグクラシエカップ第6節・INAC神戸レオネッサ戦に挑む。

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ここまでのグループステージ、C大阪は1勝2分2敗の勝点5でグループCの最下位。1位にいる勝点8のI神戸に対し、今節の結果次第で順位を上回る可能性はあるが、もう一方のカード、千葉LとちふれASエルフェン埼玉の試合がどのような結果に終わっても、C大阪が1位になる可能性はない。(仮にこの試合が引き分けで終わり、EL埼玉と勝点8で並んでも、「勝点数が同一のチーム間で行った試合の勝点で順位が決まる」レギュレーションのため)。従って、C大阪のグループステージ突破の可能性は前節が終わった段階で潰えてしまった。ただし、「カップ戦としての先はないが、リーグ戦にもつながっていくので、しっかり戦いたい」と鳥居塚伸人監督も話すように、I神戸と戦う公式戦を無駄にすることなく、チームとして意味のある戦いにしていきたい。選手一人ひとりにとっても、WEリーグ全体でもトップクラスの相手に自身の強みを発揮できれば、今後の戦いにもつながっていく。グループステージ第3節のEL埼玉戦で先発のチャンスを得ながら「消極的なプレーが多くて課題がいっぱい残った」と振り返る北原朱夏は、「今回は自分のストロングを出して、強気にゴールを狙っていきたい。チームとしてグループステージ突破の可能性はなくても自分にとってはリーグ戦につながる大事な試合。いい結果を残したい」と意気込む。グループステージ第4節の千葉L戦で公式戦2年ぶりの復帰を果たした善積わらいにとっても、経験値を高めてリーグ戦につなげていく絶好の機会。「メンバーが変わったからと、言い訳はできない。出る選手で雰囲気を高めて戦いですし、自分自身、監督からは攻撃的なプレーを求められているので、そこを存分に出して、得点にも絡んでいきたい。相手は強豪ですが、地元の神戸でいいプレーを見せたい」と期する思いを話す。

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I神戸は現在、リーグ戦6連勝中で公式戦10試合負けなしと盤石の強さを誇る。昨シーズンから複数の主力選手が海外移籍で抜けたが、今シーズンから加わった外国籍選手がフィット。トータル的な強さは増した印象さえ受ける。約2ヶ月前、今シーズンの開幕戦であり、グループステージ第1節でぶつかった試合では、開始3分、成宮唯に先制点を決められると、後半は押し返した時間帯も作ったが、72分にCKから2失点目を喫して0-2で敗戦。I神戸の老獪な試合運びに対し、試合後は鳥居塚監督、キャプテンの脇阪麗奈ともに、「チャレンジが足りなかった」と悔やむ、ほろ苦い試合になってしまった。それだけに今節は、「自信を持って自分のプレーを出して、ミスを恐れずチャレンジする」(鳥居塚監督)姿勢を発揮したい。先ほども記したように、普段のリーグ戦では出場機会の少ない選手たちも含め、グループステージ突破へ全力で向かってくる相手に思い切ってプレーした結果、収穫と課題を得ることができれば、それは今後のリーグを戦うチームの底上げにもつながる。この試合から中2日でリーグ戦の次節も控える過密日程だが、まずは目の前の今節に全力を注ぎ、I神戸相手にWEでの公式戦初勝利を目指す。

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舞台は、普段のI神戸のアウェイ戦とは異なる神戸総合運動公園ユニバー記念競技場。キックオフは18時。陽が沈むと気温もグッと冷え込むことが予想されるだけに、観戦されるサポーターにおいては、万全な防寒対策もお願いしたい。
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