【BOATRACE】「モーターに自信あり!」の吉田拡郎に賞金上位4人組が肉薄 多摩川G1優勝戦

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 ボートレース多摩川で開催中の「G1ウェイキーカップ 開設70周年記念」(優勝賞金1200万円)は4日の10~12Rで準優勝戦3個レースが行われ、それぞれを勝ち上がったベスト6により、5日に優勝戦が行われる。 準優勝戦は10Rの池田浩二、11Rの関浩哉、12Rの吉田拡郎と1枠レーサーがすべて逃げ切りに成功した。

 優勝戦1枠のポールポジションは得点率トップの吉田拡郎(岡山出身・岡山支部42歳)【冒頭の写真】が手にした。相棒の52号機は前操者の石川真二が出足、ターン足系に仕上げたモーターで、吉田拡郎もレース足系の良さをしっかり引き継いでいる。勝ち上がり後には「流れがいいですね。藤原(啓史朗)選手がきていたからターンはゆっくりできなかったけれど、舟は良く返っていました。モーターはいいです。ターン足系で出足も力強い。伸びも水準ありますよ。モーターには自信があるし、不満も不安もないです。52号機にタイトルを取ってあげたい」とモーターに大感謝していた。

 吉田拡郎は技・モーターともに万全で、今節の平均スタートもコンマ09とキレている。6枠に峰竜太が乗り込んできたため、進入に警戒は必要だが、前走地のびわ湖「G2秩父宮妃記念杯」に続くG2・G1連覇は目前というところまできている。

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 2枠の関浩哉(群馬出身・群馬支部29歳)【写真上】も、桐生のG1ヤングダービー(優勝)・G1桐生周年(6着)・SG戸田ダービー(5着)に続き、これでG1以上の記念レースで4連続優出。関の近況は“自分らしさ”を追求した伸び系の足を意識した調整で答えを出している。今節も「伸びはいい感じ」とモーターの仕上がりは上々だ。「好調の秘訣はいろいろとあるんですが、しっかり準備をしてレースに挑みたいですね」とインタビューでもリラックスした話しぶり。強気の仕掛けで吉田拡郎を揺さぶることができれば、今年3つ目のG1タイトルゲットも夢ではない。

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 3枠の池田浩二(愛知出身・愛知支部46歳)【写真上】は、これで当地周年記念での4大会連続優出に成功。67回大会は6号艇で4着、68回大会は4号艇で2着、69回大会は1号艇で2着と2着惜敗が2回続いた。今度こそか。仕上がりには辛口な池田だが今節に関しては「1マークはいいかかりをしていたし、特別出ていることはないが悪いところもない」と及第点といえる機力診断。3コース戦は現在8走連続で2連対中と好成績でもある。鋭角自在なターンに注目だ。

 優勝戦メンバーと今年の獲得賞金最新順位は次のとおり。★印は下関SGチャレンジカップ出場者。

<多摩川 最終日 12R 優勝戦>
1枠 吉田 拡郎 (岡山・岡山) 賞金44位
2枠 関  浩哉 (群馬・群馬) 賞金9位★
3枠 池田 浩二 (愛知・愛知) 賞金8位★
4枠 宮之原輝紀 (東京・東京) 賞金32位
5枠 平本 真之 (愛知・愛知) 賞金6位★
6枠 峰  竜太 (佐賀・佐賀) 賞金4位★
※()内は出身・支部の順

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