〔コスモヘルスカップ/1R〕大会記録を更新する「62」を叩き出した増田伸洋 悲願の年間複数回優勝&米シニアメジャー切符獲得へ
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コスモヘルスカップ シニアゴルフトーナメント2024 第1ラウンド
増田は1番から3連続バーディを決めると、5番パー5では残り255ヤードのセカンドショットをピンの左5メートルにつけてイーグル。6番、8番もバーディとして、前半は自身初のハーフ20台「29」を叩き出した。「後半はいつも通りに何かあるのか」と、案じていたが、折り返しても13番、14番で連続バーディ、そして最終18番パー5をバーディで締めて、10アンダーでホールアウトした。
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ロケットスタートの増田のバッグを担ぐのは、レギュラーツアーで今季初シードを確定させている26歳の坂本雄介。増田の父が始め、現在は兄が経営する千葉県柏市のゴルフ練習場、『双伸ゴルフセンター』で普段は練習しているという。「あいつはうちで飯を食うんだもん(笑)。うちの息子はゴルフ場(平川CCの研修生)に勤めているから帰ってこないのに、かみさん、俺、娘、あいつで飯を食っている(笑)。そんなのがあるんですよ」。家が近所ということもあり、普段から仲良くしている。
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時代を遡ると、増田が高校を卒業して千葉カントリークラブ川間コースで研修生をしていた頃、『双伸ゴルフセンター』で練習していたのは、日大ゴルフ部の宮本だった。「僕がゴルフ場から戻ってくると、一緒に練習して、一緒にうちで飯を食っていましたね」。増田家と食事をともにした宮本と坂本が、30年以上の時を経て、同じ大会で優勝争いをしているというのも何だか面白い。
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「一緒に回って勝てればいいかなと思います。自分のゴルフで負けたらしょうがない。明日は一生懸命自分のゴルフに徹したい」と増田が言えば、「日本プロシニアではこっちがどんなに頑張っても追いつく気配がなかった。明日はもうちょっと接戦になるようなプレーはしたい。ついていきたいですね」と宮本はリベンジに燃える。
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「自分の中で打ちのめされた部分もあるから、やっぱりまた挑戦したい。明日勝てれば年間複数回優勝は初めてだし、そこは目指して頑張りたい」。世界への挑戦権を手にするためにも、賞金王争いを面白くするためにも、このまま逃げ切って終わりたい。
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