バルサがクラシコ制す、レアル＆アトレティコ初黒星：ラリーガ・ニュース
今季最初の「エル・クラシコ」をバルセロナが制した。１０月２６日、サンティアゴ・ベルナベウで行われた一戦ではロベルト・レバンドフスキが５４分、５６分に連続ゴール。さらにラミン・ヤマルとラフィーニャが加点し、４ー０で終戦。この結果、首位バルセロナと２位レアル・マドリーの勝ち点差は６ポイントに広がった。
レバンドフスキのゴールラッシュが止まらない。クラシコでも２ゴールを挙げた彼は、ここまで１１試合で１４ゴールを量産。トロフェオ・ピチチ争いで独走体制を築いているだけでなく、ヨーロッパ得点王「ゴールデンシュー」争いでもマンチェスター・シティーのアーリン・ハーランドに３ゴール差をつけ、首位を快走している。
レアル・マドリーが今季初黒星を喫したクラシコの翌日には、アトレティコ・デ・マドリーのシーズン無敗記録が途絶えた。ベニト・ビジャマリンで行われたベティスとの一戦を決したのは、４分に生まれたホセ・マリア・ヒメネスのオウンゴール。ディエゴ・シメオネ監督の就任以降、２５度のベティス戦で１敗しか喫していなかったアトレティコにとっては痛恨の黒星となった。
アトレティコの敗戦を受け、好調のビジャレアルが３位に浮上した。前節は敵地でバジャドリーに２ー１で勝利。２９分にティエルノ・バリーが先制弾。後半に追いつかれるも、８４分にアヨセ・ペレスが決勝点を挙げている。
ディエゴ・マルティネス新監督の下、最下位に沈んでいたラスパルマスが息を吹き返した。待望の今季初勝を手にした利第１０節バレンシア戦に続き、先週末には本拠地エスタディオ・デ・グランカナリアにてジローナを１ー０で撃破。２連勝で勝ち点９に伸ばし、残留圏まで勝ち点１差の１８位に浮上している。
首位バルセロナから唯一の勝利を奪うなど、今季好調のオサスナがまたしても重要な勝利を手にした。前節は敵地でレアル・ソシエダに２ー０で勝利。勝ち点を１８に伸ばし、５位タイを維持している。
レガネスが８月２５日の第２節ラスパルマス戦以来となる今季２勝目を挙げた。先週末に行われたセルタ戦は３ー０で快勝。勝ち点１１の１４位に浮上している。
ジローナが待望のチャンピオンズリーグ初勝利を手にした。パリ・サンジェルマン、フェイエノールトに２連敗を喫した後、迎えた１０月２２日の１次リーグ第３節。スロバン・ブラチスラバとのホームゲームではミゲル・グティエレスとフアンぺのゴールにより、２ー０で制している。
先週行われたチャンピオンズリーグの第３節ではレアル・マドリーとバルセロナも重要な勝利を手にした。レアル・マドリーは昨季の決勝で対戦したドルトムントに２ゴールを先行されながら、ビニシウス・ジュニオールの３得点などにより５ー２で逆転勝利。ハンジ・フリック監督の古巣バイエルン・ミュンヘンと対戦したバルセロナはハットトリックを達成したラフィーニャの活躍もあり、４ー１で快勝している。
ラリーガ EA SPORTS 第１４節の日程が発表され、アトレティック・クルブとレアル・ソシエダによるバスクダービーは１１月２４日の現地時間２１時キックオフに決まった。同節にはジローナ対エスパニョール、レガネス対レアル・マドリーといったダービーも組まれている。
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