ラリーガ EA SPORTS 、第11節プレビュー

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今週末に開催されるラリーガ EA SPORTS 第11節にて、いよいよ2024/25シーズン最初の伝統の一戦「エル・クラシコ」がキックオフを迎える。サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリーとバルセロナが激突する頂上決戦に加え、今節は他にも重要な試合がいくつも組まれている。

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今節最初の一戦は10月25日(金)に行われるエスパニョール対セビージャ。過去10度の同カードはセビージャの7勝3分という一方的な戦績が続いているが、今季の全3勝を挙げているホーム開催の利があるエスパニョールに対し、セビージャはアウェーでまだ1勝も手にしていない(3分2敗)。ともに前節を大敗で終えた直後の試合で、いち早く立て直すのはどちらになるか。

エル・クラシコ当日の10月26日(土)には4試合が組まれている。1戦目はバジャドリー対ビジャレアル。バジャドリーは前節アラベス戦で開幕戦以来となる今季2勝目を挙げ、目指す残留圏に近づいた。対するビジャレアルはここ2戦1分1敗と失速気味。5位以下の追撃をかわすためににも、今節は踏ん張りどころとなりそうだ。

土曜の2戦目はラージョ・バジェカーノ対アラベス。アラベスは好発進した序盤戦から一転して4連敗中。バジェカスでは過去2シーズン共に0ー2で敗れており、今回も苦戦が予想される。

ラスパルマス対ジローナは、お互い重要な勝利を手にした直後にこの一戦を迎える。ラスパルマスはディエゴ・マルティネス新監督の初陣となった前節に待望の今季初白星を挙げ、昨季から23試合も続いていた未勝利記録をようやくストップ。ジローナも火曜のチャンピオンズリーグでクラブ史上初勝利を手にしている。ホーム初勝利への期待が高まるラスパルマスに対し、多数の負傷者を抱えるジローナは日程的にも不利な立場にあるが、果たして勢いを持続するのはどちらか。

ラスパルマスは新監督の初陣となった前節バレンシア戦を3ー2で制し、待望の今季初白星。今節はホームでの初勝利を目指す 【(C)LaLiga】

土曜の現地時間21時には、ラリーガ EA SPORTS 史上189度目のエル・クラシコがキックオフを迎える。過去の対戦戦績はレアル・マドリーの79勝35分74敗。近年はレアル・マドリーが全公式戦で4連勝中と上回っているが、バルセロナも今季はハンジ・フリック新監督の下で素晴らしいフットボールを実践しており、宿敵に勝ち点3差をつけている。共にミッドウィークのチャンピオンズリーグで衝撃的な勝利を手にしたばかり。勢いそのままに臨む頂上決戦では、スペクタクルな攻防が期待できそうだ。

前節セルタ戦ではキリアン・エムバペとビニシウス・ジュニオールが得点を挙げ、2ー1で勝利。レアル・マドリーはバルセロナとの勝ち点3差を保ってクラシコを迎える 【(C)LaLiga】

好調のバルセロナはセビージャを5ー1で破った前節に続き、CLではバイエルン・ミュンヘンを4ー1で撃破。クラシコに向けた期待は高まるばかりだ 【(C)LaLiga】

10月27日(日)の1戦目はレガネス対セルタ。レガネスが最後にラリーガ EA SPORTS で戦った2019/20シーズンの同カードは3ー2でレガネスが制している。この試合で2ゴールを挙げたオスカル・ロドリゲスは奇しくもその後セルタでもプレーし、今季レガネスに復帰。今節は怪我明けでの出場が見込まれる。一方のセルタは前節出場停止だったイアゴ・アスパス、イライシュ・モリバのプレーに注目したい。

レガネスの隣町では直後にヘタフェ対バレンシアが行われる。バレンシアは前節、ホームでラスパルマスとの19、20位対決に敗れ、最下位に転落。ヘタフェは今季まだ1勝ながら、最多6試合の引き分けにより16位につけている。とはいえ両者の差はわずか3ポイント。1勝で立場が一変する状況にあり、どちらにとっても負けられない一戦となる。

現地時間18時半には注目カードの一つ、ベティス対アトレティコ・デ・マドリーがキックオフを迎える。ディエゴ・シメオネ監督の就任以降、アトレティコは25度のベティス戦で一度しか敗れていない。ただバルセロナに7ポイント、レアル・マドリーに4ポイント差をつけられている現状、今節は両者との差を縮めるためにも引き分けでは満足できない一戦となる。

日曜のラストマッチはレアル・ソシエダ対オサスナ。昨季の同カードではアンテ・ブディミールが唯一のゴールを挙げ、オサスナがレアレ・アレナでの未勝利記録を18戦目にして断ち切っている。一方のレアル・ソシエダはここ4試合2勝2分と、ようやく結果が出始めたところ。1分1敗と出遅れていたヨーロッパリーグでも木曜のマッカビ・テルアビブ戦で初勝利を手にしている。中2日で臨む今節も良い流れを継続できるか。

今節を締めくくるのは10月28日(月)のマジョルカ対アトレティック・クルブ。共に勝ち点17で5、6位につける好調の2チームによる上位対決は、昨季のコパデルレイ決勝のカードでもある。PK戦までもつれ込んだ当時と同じく、今回も予想が難しい一戦となりそうだ。

前節ジローナ戦ではミケル・オヤルサバルが今季初ゴールを挙げ、1ー0で勝利。レアル・ソシエダは徐々に調子を取り戻しつつある 【(C)LaLiga】

前節ラージョ戦では怪我から復帰したヴェダト・ムリキが決勝点。好調のマジョルカは6位につけている 【(C)LaLiga】

前節エスパニョール戦ではイニャキ・ウィリアムスの2ゴールなどにより4ー1で快勝。アトレティックはELでも2勝1分と好調だ 【(C)LaLiga】

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