アブデのスーパーゴールで先制するも、FCコペンハーゲンとの対戦は1-1の引き分けに|レアル・ベティス
カンファレンスリーグ第2戦目は痛手の引き分けたベティス
【@RealBetis】
カンファレンスリーグの初戦でレギア・ワルシャワに敗戦し、勝利が必要なベティスにとって痛手のドローになりました。
試合開始からすぐに先制点を決めたベティスは完璧な試合序盤の立ち上がりを見せました。
8分にボックスの外でフリーな位置でボールが渡ったのは好調のアブデ。ゴールから20メートルも離れている位置から放ったロケットのようなロングシュートが相手の右ゴールネットを揺らし、スーパーゴールを得点しました。強烈なシュートでありながらも、絶妙に角度が落ちる弾丸シュートが相手ゴールを突き刺し、ホームスタジアムを沸かせました。
この試合の先制点を決め、今季4得点目をマークしたアブデの勢いは止まりません。試合を通してボールを運び、華麗なドリブルで相手ディフェンスの突破を難なくこなすアブデは相手に脅威を与え続けました。
ベティスのプレスが上手く機能し、ボールを失ってもすぐにボールを奪い返すことに成功していた時間帯に連続でアブデとフォルナルスにゴールチャンスがありましたが、追加点を決めるには至りませんでした。
前半を1-0で先制したベティスは、後半に入ると試合をコントロールする姿勢に入りました。追加点を狙いつつ、ベティスがボールの支配を試みるなかで、コペンハーゲンもプレッシャーを与える場面が後半に入ると増えました。
しかし、それでも後半の序盤はボール支配率をコペンハーゲンが握っていながらも、ベティスは相手に決定機を許していませんでした。このような状況ななかで再度ビッグチャンスを迎えたのはベティスでした。フォルナルスの絶好な位置からのシュートが相手キーパーの好セーブによって止められ、コペンハーゲンはなんとか耐え続ける続ける展開に。
そして、試合の終盤に入った75分にコペンハーゲンはベジェリンの痛恨のファールによってPKを獲得します。PKを誘発したディックスがスポットから冷静にゴールを揺らし、コペンハーゲンは絶妙な時間帯に同点に追いつきます。
その後のベティスのビッグチャンスはアブデのバックヒールからパスを受けたロッキのシュートにとどまり、勝ち越し点を獲得する十分なチャンスメイクがつくれず、試合は1-1の引き分けに終わりました。
ゲームマネジメントを最後まで維持することができなかったベティスにとっては痛手の引き分けとなりました。重要な場面で勝利に結びつく決定力が今後の課題となるのが明白となった試合となりました。
ラ・リーガで次節はホームでアトレティコと対戦するベティスは気持ちの切り替えが必要となります。
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