セレッソ大阪【J1リーグ第34節 C大阪vs.磐田】終盤に猛攻を仕掛けて1点差に迫るも、開始早々ミスから与えた失点が響き、5試合ぶりの敗戦
【CEREZO OSAKA】
雨脚が強まり始めた中でキックオフされた試合は5分、思わぬ形で動いた。GKキム ジンヒョンが素早くゴールキックを始めようと蹴ったボールが田中駿汰の背中に当たり、跳ね返ったところをジャーメイン良に押し込まれ、先制を許した。前節まで3試合続けていた無失点もあっさり途切れてしまった。ここから守備時は5-4で構える磐田に対し、セレッソがボールを保持する時間が増えると、15分、西尾隆矢のクサビを起点に左サイドを崩し、最後は奥埜博亮のクロスにレオ セアラがヘディングで合わせたが、相手DFのブロックに遭う。雨に濡れたスリッピーなピッチコンディション、さらには開始早々に失点した焦りも手伝い、つなぎでミスも生まれて磐田の守備ブロックを崩せずにいたが、前半の終盤、背後を狙う意識が高まり始めると、連続してチャンスを作る。まず45分、左サイドの背後を取ったルーカス フェルナンデスのパスから北野颯太が合わせて決定機。ただし、シュートは枠を捉えることができなかった。前半アディショナルタイムにはCKの流れから、今度は田中がフリーでシュートを放ったが、ここもクロスバーを越えた。失点後、守備では磐田のカウンターを何度か受けたが、キム ジンヒョンも自身のプレーを引きずることなく冷静に対応。好セーブも見せて、2失点目は防いだ。
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(文=小田尚史)
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