【バドミントン/S/J LEAGUE】山口大会(11/2,3)みどころ

チーム・協会
BADMINTON S/J LEAGUE 2024/2025が11月2日(土)にいよいよ開幕する。第1,2日目が11月2日(土)、3日(日)埼玉県さいたま市のサイデン化学アリーナさいたまと山口県山口市の維新大晃アリーナにて開催される。ここでは、山口大会について紹介する

【ⒸNipponBA】

<11月2日(土)対戦カード>
10:00~
 1コート 男子Jブロック BIPROGY vs 豊田通商
 2コート 女子Jブロック ACT SAIKYO vs 七十七銀行
 3コート 男子Jブロック トナミ運輸 vs トリッキーパンダース
14:00~
 1コート 女子Jブロック ヨネックス vs 広島ガス
 2コート 男子Jブロック 三菱自動車京都 vs コンサドーレ
 3コート 女子Jブロック 再春館製薬所 vs PLENTY GLOBAL LINX

<11月3日(日)対戦カード>
10:00~
 1コート 男子Jブロック BIPROGY vs トリッキーパンダース
 2コート 女子Jブロック 再春館製薬所 vs ACT SAIKYO
 3コート 男子Jブロック トナミ運輸 vs 三菱自動車京都
14:00~
 1コート 女子Jブロック ヨネックス vs PLENTY GLOBAL LINX
 2コート 男子Jブロック 豊田通商 vs コンサドーレ
 3コート 女子Jブロック 広島ガス vs 七十七銀行

大会の見どころ: BIPROGY vs 豊田通商

6月の全日本実業団を制した勢いそのままに、9年ぶりのS/Jリーグ制覇を狙うBIPROGY。勝利を積み重ねるためのポイントとなるのは。今年A代表に選出され、順調に世界ランキングをあげている岡村洋輝/三橋健也。得意の強力なアタックと素早いローテーションを武器に、第1ダブルスで相手を圧倒して勝利のバトンをつなぎたい。また、オリンピック2大会連続銅メダルの渡辺勇大や、キャプテンの小野寺雅之など、誰と組んでも一流のダブルスを成す実力者が多いことから、各対戦での選手起用も注目だ。
昇格から2シーズン連続7位と、このS/Jリーグで存在感を見せている豊田通商。昨シーズン、上位チーム相手にも渡り合ってエースにふさわしい活躍を見せたのが吉村徳仁/滝口友士。低空戦から小気味よく球をさばき、テンポよく攻撃に移っていく上級ラリーで、今シーズンも多くの勝利を呼び込みたい。

【ⒸNipponBA】

大会の見どころ:ヨネックス vs 広島ガス

直近4シーズンで2位~5位を経験しているヨネックスは、優勝を切望しての2024シーズンを迎える。エースダブルスの一角を担っていた宮浦玲奈が既に引退宣言をしていることから、ダブルスのオーダーが予想困難だが、櫻本絢子や保原彩夏を軸に、リーグに向けてペアを仕上げてくることだろう。昨シーズンに内定選手として2勝をあげている、ルーキーの須藤海妃がそうしたダブルスに絡んでどこまで勝利数を伸ばせるかがカギとなりそうだ。
対するのは、昨シーズン9位ながら、年ごとに目に見えて実力をつけてきている広島ガス。昨シーズンの全試合でシングルス起用され3勝をあげた近藤七帆が、2年目を迎えて益々動きにキレが出てきており、大躍進が期待される。また、エースダブルスの山藤千彩/志波寿奈の長身ペアも持ち前のリーチを活かした攻めに加えて、ラリーの安定感が向上。第1ダブルスで相手エースを下して、多くの勝利を呼び込みたい。

【ⒸNipponBA】

大会の見どころ:トナミ運輸 vs 三菱自動車京都

昨シーズン、TOP4決勝戦でマッチポイントを握りながら最後の1点が取れず、紙一重で5連覇を逃したトナミ運輸は今シーズンも優勝候補筆頭だ。日本のエースダブルスとしてリオ2024を戦った保木卓朗/小林優吾がコンディションを保ってシーズン突入すれば、頭一つ抜けたアタック力・駆け引きの強さでこれ以上ない得点源となる。この2人を追いかける他のペアも着実に実力をつけてきており、各節で調子のいい選手を起用できればライバルチームの1枚も2枚も上を行くはずだ。
2年連続6位と、まずはTOP4進出へもう一段上を目指したい三菱自動車京都。長年シングルスで上位選手とも互角に渡り合ってきた常山明良らの引退により、一躍期待をかけられるのは若手の一井亮太と熊谷悠吾。昨シーズンはともに1試合ずつの出場だったが、今シーズンからは主力の自覚を持って切磋琢磨し、1試合でも多く出場し、1つでも多くの勝利を掴むべく全力でシャトルを追いかける。

【ⒸNipponBA】

大会の見どころ:再春館製薬所 vs ACT SAIKYO

2年連続となる世界ジュニアチャンピオンの加入が決まり、ニューヒロインの躍進とともに初のTOP4進出が期待されるACT SAIKYO。地元での連勝・スタートダッシュを狙う大事な第2節では強敵との対戦となる。その相手は、単複のオリンピアンを擁し、リーグ屈指の戦力を誇る再春館製薬所だ。
その再春館製薬所は、パリ2024での銅メダル獲得以降、名実ともに日本バドミントン界の顔として多方面に活躍する志田千陽/松山奈未が絶対的エースペアとしてチームを牽引する。持ち前のスピードを活かしたラリー、抜群のコンビネーションで相手を翻弄する。チームとしてはアウェー戦となるが、世界と戦ってきたシダマツにとっては日本全国がホームゲーム。多くの声援を集めて勝利をつかみ取る。
対してホームの地の利を生かしたいACT SAIKYOは、昨シーズンに1年目&内定選手で全戦全勝という偉業を果たした佐藤灯/田口真彩が、早くもエースダブルスとしての役回りを期待される。結成1年足らずながら、攻守にテンポの良いゲームメイクを見せて全日本社会人3位入賞など、順調なステップアップを見せている。厳しい戦いが予想される今節も強敵を撃破し、スター街道を猛進するとともにチームを勝利に導きたい。そんなチームの更なる追い風となるべく、新たに内定選手として加わったのが宮崎友花。高校生ながらA代表として活躍し、上位グレードの国際大会でも勝ち試合が増えている黄金の逸材だ。即戦力、かつ単のエースとしての活躍を期待されるが、フィジカルコンディションを見極めた起用でチーム勝利のキーマンとしたい。

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著者プロフィール

公益財団法人日本バドミントン協会は競技の普及進行をになう競技団体として活動。世界最速のスポーツであるバドミントンの持つ魅力を多くの方に知っていただきファンになってもらえるよう、世界で活躍する日本代表『BIRDJAPAN』の情報を中心にナショナルジュニアの活動や国内競技会などの情報を皆さんにお届けしていきます。

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