【BOATRACE】井口佳典ら名門“銀河系軍団”が得点率好位に並ぶ びわこ秩父宮妃記念杯

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 ボートレースびわこで開催中の「G2第68回結核予防事業協賛 秩父宮妃記念杯」(優勝賞金490万円)は17日、予選3日目を終了。予選ラストの18日を迎え、女子レーサーの實森美祐(広島出身・広島支部28歳)【写真下】が上昇中だ。1号艇だった3日目2Rは、きっちり逃げ切り待望のシリーズ初白星。

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 實森は「良かったです!フルかぶりでスタートしました。今のターンの感じはすごく良かったです。足はいいので、乗りやすさを求めてプロペラ調整しています」と笑顔を見せた。4日目は2R4号艇、6R6号艇に登場。フライング持ちをカバーする直線気配の良さと、日ごとに良化している乗り心地を考えれば、コースはあまり気にしなくていいかもしれない。得点率7位とあって、結果次第で準優勝戦の好枠も見えてくる。

 名門“銀河系軍団”(85期)も黙ってはいない。まず井口佳典(三重出身・三重支部47歳)【冒頭の写真】が3日目5Rで3コースまくり差し。ようやく気配の良さが結果につながった。「スリット付近もいいと思うんですよ。それまでのチルト0度からマイナス0.5度の取り付けに下げてターンの食いつき具合も良かった。こっちの方が安心感があった」とレース足の良化を口にした。得点率4位タイから、4日目の出番は6R4号艇、10R5号艇の2回乗り。

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 同じく85期の湯川浩司(大阪出身・大阪支部45歳)【写真上】は得点率3位から、準優勝戦の1号艇をめざす戦いになる。3日目10Rを逃げてシリーズ2勝目を飾り「ちょっと重みが出たことで、やっと調整の限度が分かりました。少しターンを外したのは僕のミス。足は決して悪くありません」。4日目の3R4号艇はもちろん、9R6号艇は進入の駆け引きから始まりそうだ。85期は田村隆信も得点率4位タイにいる。

 4日目の注目レースは、地元・馬場貴也が予選トップを確定させるか必見の11Rだ。

<びわこ 4日目 11R 予選>
1枠 中島 孝平(福井・福井)  
2枠 山本 英志(広島・東京)       
3枠 馬場 貴也(京都・滋賀)       
4枠 松尾 昂明(福岡・福岡)       
5枠 立間 充宏(岡山・岡山)       
6枠 三川 昂暁(福岡・福岡)
※()内は出身・支部の順

 4日目前半5Rの5号艇といい、このレースの3号艇といい、馬場貴也のスペシャルなターン技術が味わえる枠番。プロペラ調整で回り足は明らかに良化となれば、ここはまくり差しで突き抜ける。恐らく前半も上位争い必至で、予選トップ通過を勝ち取りそうだ。インの中島孝平はここまで未勝利、勝ち切るには出足のパンチ力が欲しい。とはいえ、大敗も皆無。馬場に差されても1コースで舟券圏内に残る展開が有力。
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