ラリーガ EA SPORTS、第10節プレビュー
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10月19日(土)の1戦目はアトレティック・クルブ対エスパニョール。アトレティックは9月の4試合を3勝1分で駆け抜け、一時5位に浮上。ニコ・ウィリアムスが欠場した前節はジローナに惜敗したものの、今節はニコの復帰も間に合った。上位争いに踏みとどまるためにも、ここまでアウェーでは1勝も挙げられていない(1分3敗)エスパニョールとのホームゲームでは確実に勝ち点3を稼ぎたいところだろう。
続くオサスナ対ベティス、ジローナ対レアル・ソシエダはいずれも来季のヨーロッパ行きを目指すチーム同士の対戦となる。ベティスは前節セビージャとのダービーに惜敗。しかも代表ウィーク中に絶好調のジオバニ・ロチェルソが負傷し、4〜6週間の離脱を強いられた。一方、現在5位と好調のオサスナはここまでホームでは4勝1分と勢いに乗っており、2節前のバルセロナ戦に続く金星に期待がかかる。
ジローナは前節アトレティック戦で5戦ぶりの勝利を手にし、チャンピオンズリーグでの2連敗を含めたどん底から脱出。だが代表ウィーク中にはブライアン・ヒル、ヤセル・アスプリージャ、ジョン・ソリスらが負傷し、8人の離脱者を抱えた状態で今節を迎えることになった。対するレアル・ソシエダも主力の大半が代表帰り。今節に向けた準備期間はないに等しいが、前節アトレティコ・デ・マドリー戦で見せた今季最高のプレー内容を再現できるか。
前節まで6試合で5ゴールを量産してきたロチェルソの離脱はベティスにとって大きな痛手だ 【(C)LaLiga】
レアル・ソシエダは前節、ルカ・スチッチがラリーガ初ゴールを挙げ、アトレティコと1ー1で引き分けた 【(C)LaLiga】
レアル・マドリーはここまで6勝3分と無敗を維持。前節はビニシウス・ジュニオールらのゴールによりビジャレアルを2ー0で下している 【(C)LaLiga】
アトレティコ・デ・マドリーはレガネスとのローカルダービーに挑む。アトレティコはいまだ無敗を貫くものの、ここ4試合で3度も引き分けている。下位チーム相手のホームゲームは必勝を期すべき一戦であり、ディエゴ・シメオネ監督には勝ち切るための采配が求められる。
日曜の3戦目はビジャレアル対ヘタフェ。前節レアル・マドリーとの上位対決に敗れて4位に後退したビジャレアルは、ジェラール・モレノ、アヨセ・ペレスら多くの主力を欠く状態で今節を迎える。一方のヘタフェは、リーグ中断中にアラン・ニヨムの加入を発表。2019〜21年にかけてもヘタフェでプレーした36歳は昨季、隣町の宿敵レガネスをラリーガ EA SPORTS 昇格に導いている。ホセ・ボルダラス監督の信頼も厚く、早くも今節に再デビューを果たす可能性もありそうだ。
ムリキはマジョルカの攻撃に不可欠な存在。今節は4試合ぶりに復帰予定だ 【(C)LaLiga】
ニヨムは昨季レガネスでプレーし、ラリーガ EA SPORTS 昇格に貢献。ヘタフェには3季ぶりの復帰となる 【(C)LaLiga】
今節を締めくくるのは10月21日(月)のバレンシア対ラスパルマス。共に降格圏に沈む下位チーム同士の対戦となる。バレンシアは今節、主将のホセ・ルイス・ガヤが約7ヶ月ぶりに復帰予定。苦しい戦いが続くチームにとっては嬉しいニュースとなる。一方のラスパルマスはリーグ中断期間に監督交代を敢行。ディエゴ・マルティネス新監督の下、待望の今季初勝利を目指すことになる。
ガビは昨年11月に膝を負傷して以来、約11ヶ月ぶりの実戦復帰が間近に迫っている 【(C)LaLiga】
ガヤは今節、約7ヶ月ぶりに復帰予定。低迷するバレンシアの救世主となることが期待される 【(C)LaLiga】
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