【日本オープンゴルフ選手権・第1R】地元出身の今平周吾が4アンダーの2位の好スタート
【報告:Y.Koseki 写真:Y.Watanabe / S.Osawa】
スコアメイクのカギは、言うまでもなくフェアウェイキープ。「外したのは、1,2ホールくらいです」という。ただし、ドライバーを使ったのは、フェアウェイが比較的広い5番ホール(585ヤード・パー5)だけ。大会前には、3番ウッドをより距離の出るものと通常のものの2本を入れるクラブセッティングも頭にあったが、よく考えたら「もともと飛ばす必要はないし、ドライバーを打ちたくなることもあるので」という判断で、最終的にドライバーを残した。そのドライバーを手にした5番ホールもバーディ。今日は、ストレスのほとんどないラウンドだったに違いない。同組で、この日もフェアウェイキープ率100%、3アンダーパーで回った稲森佑貴のゴルフが好作用?との問いには「つられて、ではないけど」と否定はしなかった。
ちなみに稲森のほうは、低い弾道でフェアウェイを捉え続ける今平のゴルフを「凄かったですね」と感嘆のコメントを口にしていた。
今平は、このところツアーでも好成績をあげている。好調の要因は「あまり振り過ぎないよう、自分のポテンシャルでゴルフするよう心がけている」ことと明かす。この感じで残る3ラウンドも、と行きたいところだろう。
しかも、地元開催である。「そのことはあまり意識しないようにしているんですけど、行き帰りがいつも見慣れた風景なのでリラックスでき、ストレスが溜まらない感じがしています」とプラスに働いている様子だ。それでも、最後は「優勝したい大会のひとつです。でも、あまり思いすぎても上手くいかないところもあるので、1日1日で目標のスコアをクリアしていけばいいと思います」としっかり気を引き締めていた。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ