福田侑子が初Vへ前進 3差2位は石川明日香

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【Photo:Kenta Harada/Getty Images】

 JLPGAステップ・アップ・ツアー2024シーズン第16戦『ECCレディスゴルフトーナメント』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会第2日が10月10日、兵庫県神戸市・北六甲カントリー倶楽部東コース(6,516ヤード/パー72)で行われた。この日も好調をアピールしたのは、ベテランの福田侑子。前日に続き、素晴らしいプレーを披露した。今大会は2日連続のノーボギーラウンドで通算13アンダー。プロ初優勝が視界に入ってきた。石川明日香が3打差の通算10アンダー、2位につけ、通算9アンダーの山城奈々、酒井美紀が逆転を狙う。
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福田 侑子(1位:-13)
「第2日も普段通りのスタイルでプレー。パッティングも引き続き好調です。18番は、ミスショットをしたけど、バーディーチャンスをつくれた。リカバリーもうまくいったと思います。また、2日連続のノーボギーラウンド。ただ、うまくいきすぎてビックリしている。ここまでは100点。初めて単独トップで最終日を迎えるけど、このコースで予選通過は初めてです。だから、3打差をつけているといっても、あってないようなものでしょう。最終日、ハードルは低くします。オーバーパーを打たないようにします。人生はそれほど、甘くはありません。いつも通りのプレーを全力で-それしかありません」

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石川 明日香(2位:-10)
「前半、なかなかチャンスをつくれなかったけど、バーディーパットがうまく決まった。もっとも距離があったのは13メートル。ちなみに、17年の大会で優勝したときのスコアは4アンダーでした。でも、これだけスコアが出ているということは、みなさんが上手になった証拠です。私も、当時よりはショートゲームの技術が上がっている。加えて、視野が広くなっています。今季、ずっと調子が上がらなかったけど、あしたは良いきっかけをつかみたい」

【Photo:Kenta Harada/Getty Images】

山城 奈々(3位タイ:-9)
「引き続き、調子がいい。第1打がだいぶ安定し、曲がり幅が少なくなってきた。おかげさまで気持ち的に楽になっている。相乗効果でパッティングのタッチが合っています。思ったところにストロークができている。確かに、優勝したい気持ちはあります。でも、そればかりを考えるとよくはないでしょう。だから、自己ベストの9アンダー以上を目指して頑張ります」

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髙野 愛姫(5位:-8)
「難しいアプローチが3回。その内、2回が成功した。また、第1打を失敗した際、木に当たってフェアウェイに戻ってきたラッキーが…。運も味方をしてくれた。3年前から、58度でチップインを狙う練習をしており、アプローチ技術が向上。ショートすることが少なくなって、ピンにボールを寄せることができていると感じます。2日間で、8アンダーまでスコアを伸ばしたのは初めて。あしたは優勝を意識しすぎない。とりあえず、スコアを3つ伸ばすことが目標です」

【Photo:Kenta Harada/Getty Images】

浜崎 未来(6位タイ:-7)
「第1打が安定している。前週の2位は、優勝できなかった悔しさよりも、久々に良いプレーができたことで自信につながっています。プラスの面が大きい。また、きょうはノーボギーでプレー。気持ち良くスコアを伸ばせた。でも、トップとは差があるから、最終日はスタートからバーディーをとって良い流れをつくりたい」
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