10月8日、SOKKENスタジアムで行われた「第21回みやざきフェニックス・リーグ」オリックス対東北楽天は、9対4で東北楽天が勝利した。

　東北楽天は3回表、武藤敦貴選手の安打などで1死満塁とし、黒川史陽選手と前田銀治選手の連続適時打で先制。なおも2死満塁から吉野創士選手の適時打で4点目が入った。1点リードで迎えた6回表に武藤選手の適時打と黒川選手の犠飛で追加点。そして8回表には永田颯太郎選手、辰見鴻之介選手、武藤選手の3連打と山崎剛選手の犠飛で9対4と突き放した。

　先発・王彦程は3回と4回に長打で失点したものの、6回5安打1四球7奪三振3失点の力投。終盤は中継ぎ陣が相手の追い上げをソロアーチの1点にとどめ、リードを守りきった。15安打9点で快勝し、みやざきフェニックス・リーグ2連勝となった東北楽天。武藤選手と黒川選手が3安打3打点、辰見選手も3安打と活躍した。

　敗れたオリックスは、3回裏に元謙太選手の2点適時二塁打、4回裏には来田涼斗選手の適時二塁打で一時は1点差に迫る。そして7回裏には山中尭之選手が本塁打を放ったが、反撃は及ばなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ００４００２０３０ ９
オ ００２１００１００ ４

楽 王彦程-林優樹-松井友飛-西口直人
オ 東松快征-宮國凌空-前佑囲斗-大江海透-入山海斗-山崎颯一郎

文・菊地綾子