【U18日清食品トップリーグ2024 (男子) 大会レポート】「自分たちに今できる最大限のバスケットを」 福岡第一 #77 八田滉仁
【©U18日清食品リーグ】
先制点は京都精華学園#35 山崎燦吾選手(1年/175cm)のフローターシュート。しかしその後、堅いディフェンスから速い展開を繰り出し、5人が満遍なく得点を重ねた福岡第一が流れをつかみました。京都精華学園は#13 新開温矢選手(3年/182cm)がこのクォーターだけで10得点を挙げる奮闘を見せたものの、9点ビハインドで第2クォーターへ。
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第3クォーターも、引き続き福岡第一がリードを広げましたが、京都精華学園も意地を見せて食らい付きます。#14 西村晴太選手(3年/168cm)の3ポイントシュートや新開選手のジャンプシュートで6点差に。福岡第一にとっては我慢の展開になりましたが、何とか10点リードして最終クォーターに入ります。
すると第4クォーターは、我慢の時間帯に耐えた福岡第一が前から激しくディフェンスを仕掛け、相手のミスから得点ラッシュ。特に奮起したのがキャプテンのの#77 八田滉仁選手(3年/178cm)で、「第3クォーターまで自分のディフェンスが悪くて相手の流れになってしまった部分があり、ベンチに戻ったときに先生やコーチからそれを指摘されて、第4クォーターはそれを改善しようと思いました」と、スティールから速攻に走ってこのクォーターだけで13得点を挙げ、チームに流れをもたらしました。最後はベンチメンバーをコートに送り出し、応援席も大盛り上がり。99-71で京都精華学園を突き放し、福岡第一が地元での勝利を飾りました。
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福岡第一は、残り3試合の相手が開志国際(新潟県)、東山(京都府)、美濃加茂(岐阜県)といずれも全国屈指の強豪。特に東山戦は、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)準決勝のリベンジマッチにもなります。八田選手は「自分たちに今できる最大限のバスケット、特にディフェンスを頑張って、相手のスコアラーたちを抑えたいです」と、闘志を燃やしていました。
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