【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯】コース所属・ホストプロ片山晋呉はスペシウム光線で大会を盛り上げ、来年のバージョンアップを誓う

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シニアプロゴルファーの日本一決定戦『第63回日本プロゴルフシニア選手権大会 TSUBURAYA FIELDS HOLDINGS ULTRAMAN CUP』の最終ラウンドは、開催コースであるイーグルポイントゴルフクラブにプロ入り後、3年間所属していたという増田伸洋の優勝で幕を閉じたが、ホストプロとして大会の盛り上げに一役買っていたコース所属「片山晋呉」の活躍も忘れてはならない。

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シニアツアー初開催のイーグルポイントゴルフクラブはメンバーシップ制で、トップクラスに入る高級コース。所属プロとして、どの出場選手よりも「優勝」への思い入れを胸に挑んだ片山。「ぼくができることはして。大会と一緒になって、準備してきたつもりです」と、片山は自身のSNSで大会の魅力を発信するなど、万全体制で所属コースの大会を創り上げてきた。

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片山のゲームは第1ラウンドで73とスコアを伸ばせず51位タイと出遅れてしまった。第2ラウンドでは69をマークし16位まで浮上したものの、週末の決勝ラウンドでは5つのバーディ獲得に留まり、コースを良く知る片山でもスコアを伸ばすことが叶わず、通算4アンダー16位で戦いに終止符を打った。

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ホストプロとして大会を終えた片山は「ピン位置が普段プレーしないところというのもあって、すごい難しかったです」と悔しさをにじませたが「ホント、第1回目の開催ということもあっていろいろ大変だったと思うんですけど、こんなに大変だとは思わなかったですね。でも選手も喜んでくれたかなと感じています。また来年はもっとさらにバージョンアップして、みんなに喜んでもらえるように考えていきたい」と口元を引き締めた。

地元茨城で開催できたことに、充実を感じてもいた。「茨城県で盛り上がる一つのイベントとしてやれたらいいなという思いがあります。僕はホストプロとして賛同できて、協力できることがあった。こうやって作り上げて回数を重ねていって、自分のコースということもあり、もっと面白くできるのではないかな」と片山は思いを馳せる。

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この大会に向けて準備をしていたというウルトラマン仕様のキャディバックは、片山の存在を強く印象付けたものになった。最終ラウンド最終ホールで長いロングパットを沈め、テレビカメラに向かってスペシウム光線を放ち、最後まで大会を大いに盛り上げた。片山は来年こそ…と、ホストプロ大会でのリベンジを胸に刻み込んだ。

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