【U18日清食品トップリーグ2024 (女子) 大会レポート】「強みのディフェンスで勝ちにつなげたい」 岐阜女子 #8 三宅香菜
【©U18日清食品リーグ】
第1クォーターでは岐阜女子が5本の3ポイントシュートを成功させて、21-18と一歩先に出ました。留学生を欠き、高さで不利となる岐阜女子は、アウトサイド陣のプレッシャーを強めつつ、ジョバ選手にボールが入るとダブルチームを仕掛けるなど、運動量豊富なディフェンスを見せ、第2クォーターに入ると徐々に点を開いていきます。
一方、重たい雰囲気となった慶誠は、#12岸希選手(3年/161cm)が3ポインシュートを決めてムードを変えます。しかし、それも束の間、岐阜女子は#9 小松 美羽選手(2年/163cm)が3ポイントシュートを決め返します。ディフェンスでも慶誠のミスを誘い、流れを引き戻すと点差を2桁に広げ42-29で前半を終えました。
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最終クォーター、ジョバ選手がインサイドで強さを見せ、追い上げムードを作ると、#27 高松日葵選手(3年/171cm)が3ポイントシュート、さらにジョバ選手がインサイドで続き、残り5分55秒で53-63と10点差まで詰め寄ります。しかし、岐阜女子はやはりディフェンスからペースをコントロールし、点差を取り戻していきます。反撃を試みる慶誠のオフェンスを封じた岐阜女子は76-57と会心の勝利を挙げました。
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「今日は勝ちましたが、まだまだディフェンスでは試合の終盤に失点を重ねてしまうこともありますし、連続して得点を与えてしまうこともあるので、40分間集中して、自分たちのディフェンスをやり切れるようになりたいと思っています」
ディフェンスに強みを持つチームの中で得点面での期待もかかる三宅選手ですが、自身のチームでの役割を問うと「自分は声を出して、チームを鼓舞することが役目だと思っています。練習でも試合のときでも、明るく、笑顔で、大きな声を出してみんなを鼓舞していければと思っています」と答えます。今後の「U18日清食品トップリーグ2024」では、岐阜女子の強固なディフェンスと、三宅選手の大きな声とともに流れに乗っていくオフェンスに期待がかかります。
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