<国内男子ゴルフ>第二の故郷でV3ならず。H・W・リューはプレーオフ惜敗

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【©JGTOimages】

「ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント」

10月3日ー6日 三木ゴルフ倶楽部(兵庫県)6993yard・par71 ▼6日・大会最終日

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韓国のベテラン、H・W・リューは“第二の故郷”で2017年の「フジサンケイクラシック」に次ぐ、7年ぶりの通算3勝目を逃した。

金谷拓実(かなや・たくみ)とのプレーオフに敗れたが、43歳がスタート時の6打差から見事な追い上げ。

後半12番から5連続バーディを奪って若々しいガッツポーズも出た。
最後18番で追いつき先に通算20アンダーで上った。

後続の金谷の結果を待ち、また18番に戻って26歳とのサドンデスに臨んだが、1ホール目にパー5でバーディを奪えず敗退。
左のラフから奥のラフに入れ、寄せきれずに終戦した。

日本に定着した2014年からここ兵庫県三木市の小野グランドCCを拠点に活動し、今では「第二の故郷」というほど愛着がある地。

お世話になっている恩返しと、昨年からジュニアゴルファー育成寄金の寄贈も開始し、イベントにも積極的に参加するなど地元の方々と交流を深めてきた。

この日の1番ティでは、知人も多く応援に駆け付ける中、前日5日に三木ゴルフ倶楽部の西コースで行われたスナッグゴルフ大会「第4回三木市スナッグゴルフ大会稲田三郎カップ」に参加した子たちと、キッズエスコートで仲良く行進。

【すごく頑張ったけど…】

子どもたちに「頑張って」と、送り出されて相当気合が入ったが、ゆかりの地で復活優勝を披露することはできなかった。

過去2勝はいずれもプレーオフを制してのもの。

「今まで2勝して全部勝ったので今回もチャンスがあるかな、と思っていましたが、やっぱりカナヤは上手かった。負けました!」と、降参だ。

「もう歳も歳ですけど、よく頑張っていると思います」と、冗談交じりに自分を褒め、「僕も若いころは、40代の選手をしっかり見てきましたが、日本の選手は年齢を重ねてもとても元気。僕も見習って、これからもプレーを続けてチャンスがあればまた優勝したい」と、雪辱を誓った。
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