レアル・マドリー対ビジャレアル。勝ち点1差の2位と3位が直接激突
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先週末のアトレティコ・デ・マドリーとのダービーで、レアル・マドリーは土壇場の失点により引き分けに持ち込まれた。一方のビジャレアルは、ホームで最下位ラスパルマスに3ー1で快勝。その結果、スペイン随一のスペクタクルが期待できる好カードには、勝ち点1差の2位と3位による上位対決という魅力が加味されることになった。
この試合のスペクタクル性は、過去5度の対戦で合計26ゴール、1試合平均5.2ゴールが生まれてきたことにも見て取れる。昨季のラリーガ EA SPORTS 第37節ではレアル・マドリーがハーフタイムまでに4ー1とリードを広げながら、一人で4ゴールを挙げたアレクサンダー・ソルロートの活躍によりビジャレアルが4ー4のドローに持ち込んでいる。
昨季の37節は撃ち合いの末4ー4で決着。ソルロートが4ゴールを量産した 【(C)LaLiga】
レアル・マドリーのホームでの強さは今季も変わらず、ここまで無傷の5戦5勝。ラリーガ EA SPORTS ではバジャドリーを3ー0、ベティスを2ー0、エスパニョールを4ー1、アラベスを3ー2で下し、シュツットガルトとのチャンピオンズリーグ初戦も3ー1で制している。
一方のビジャレアルも、ここまでアウェーでは3勝1分と好成績を手にしてきた。セビージャ、マジョルカ、エスパニョールには2ー1で競り勝ち、第4節バレンシア戦では残り20分を10人で戦いながら、1ー1のドローに持ち込んでいる。
果たして1年以上も不敗を保ってきたレアル・マドリーを相手に、ビジャレアルは再びベルナベウから勝ち点3を持ち帰ることができるのか。困難な挑戦であることは間違いないが、可能性はゼロではない。
レアル・マドリーが最後にベルナベウで敗れたのは一昨季の第28節。ビジャレアルのチュクウェゼが2ゴールを挙げている 【(C)LaLiga】
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