G1浜名湖賞2日目へ 地元で極めて評価が高い谷野錬志に注目
【(C)BOATRACE 谷野錬志】
1コースからの逃げは5本どまりで、そのほかは差し1本、まくり2本、まくり差し3本、抜き1本。3連単万舟券は4本を数えるに至っている。
そんな波乱を演出した1人が地元の谷野錬志(静岡出身・静岡支部40歳)【写真2枚】。初戦4Rは5号艇ながら、6コースを余儀なくされたうえ6着敗退。旋回性に課題を残した感じだったが、後半11Rは一転。気持ちのいいレースで勝利を飾っている。
その4カドまくりについて谷野錬志は「展開がよかったです」と語ったが、実際のところ、内側艇を容易にまくれる位置関係だったわけではない。先行するスロー勢を抱えるようにしながら完封した技ありのレースだったのだ。
【(C)BOATRACE 谷野錬志】
その力量の象徴が、今年8月の浜名湖お盆レース優勝戦。服部幸男・笠原亮・菊地孝平ら強豪を抑え、5コースからまくり差し、バック3番手からの2マーク逆転差しでの勝利。ここ一番で頼りになることをあらためて印象づけている。
【(C)BOATRACE】
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