首位の広島はアウェイで磐田と激突。1ポイント差で追走する神戸は京都を相手に6連勝を狙う【プレビュー:明治安田J1 第33節】

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前節は町田との天王山を制した広島はアウェイで磐田と対戦する 【©J.LEAGUE】

明治安田J1リーグは4日から6日まで、第33節の10試合が開催される。

首位の広島はアウェイで磐田と対戦。前節は町田との天王山を制し、首位の座を堅持した。現在、10戦負けなしと力強い戦いを続けているものの、アウェイでのACL2の試合から中2日での一戦となるだけに、総力戦が求められるだろう。日本代表に選ばれた大迫 敬介を中心に相手に隙を与えない戦いを実現したい。一方の磐田は名古屋に敗れ、2試合勝利がない。2試合連続で無得点の攻撃陣の奮起が求められる。

5連勝と勢いに乗る神戸は2戦連発の武藤 嘉紀が今節も重要な役割を担うだろう

2位の神戸はアウェイで京都と対戦する。前節は浦和を下し、5連勝と勢いに乗る。2戦連発の武藤 嘉紀が今節も重要な役割を担うだろう。対する京都は札幌に敗れ、5試合ぶりに黒星を喫している。2試合連続で複数失点の守備の修正がテーマとなりそうだ。

町田はホームに川崎Fを迎える。前節は広島との首位攻防戦に敗れ、3位に後退した。巻き返しを期す今節は、谷 晃生と望月 ヘンリー海輝の代表コンビを軸に、相手の攻撃を食い止めたい。川崎Fは新潟を5-1で撃破した。2ゴールで勝利の立役者となった山田 新に今節もかかる期待は大きい。

4位の鹿島は新潟の本拠地に乗り込む。前節は京都に敗れ、6試合勝利がない。10試合連続で負けなし(8勝2分)と、相性の良い相手を撃破し、上位争いに食らいつきたい。新潟は川崎Fに敗れ、3連敗となった。3試合で11失点の守備の立て直しが急務となる。

5位のG大阪はホームに札幌を迎える。水曜日に行われた大阪ダービーでは0-1で敗れ、9戦未勝利となった。得点力に課題を抱えるなか、5試合ゴールのない宇佐美 貴史が目に見える結果を残せるか。対する札幌は京都を下し、3試合ぶりに白星を掴んでいる。今節は鈴木 武蔵が出場できないなか、ジョルディ サンチェスとアマドゥ バカヨコの新戦力に結果が求められる。

福岡vs名古屋は4日の金曜日にナイトゲームとして開催される。福岡は前節、鳥栖と引き分け、11試合勝利がない。4試合連続でゴールのない攻撃陣の奮起が求められる。名古屋は磐田を下し、3連勝と勢いに乗る。この3試合で2得点・2アシストと好調を維持する永井 謙佑が今節も重要な役割を担うだろう。

FC東京はホームで鳥栖と対戦。前節は横浜FMを下し、3連勝を達成した。キレを取り戻してきた仲川 輝人が今節も結果を残せるか。対する鳥栖は福岡と引き分け、連敗を5で止めたものの、10戦未勝利と苦しい戦いが続く。前節に怪我から復帰したマルセロ ヒアンが苦境脱却のキーマンとなる。

浦和はホームにC大阪を迎える。前節は神戸に敗れ、2連敗となった。得点力不足に陥るなか、エースのチアゴ サンタナに結果が求められる。C大阪は水曜日の試合でG大阪を下し、3戦負けなしと再び状態を上げている。2試合連続でクリーンシートと守備の安定が備わってきた一方、攻撃ではエースのレオ セアラに今節も期待がかかる。

柏はホームで横浜FMと対戦。前節はC大阪と引き分け、5試合勝利なし。現在17位と降格圏が背後に迫っている。今節は犬飼 智也、手塚 康平、戸嶋 祥郎の3人が出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手がこの機会に存在感を放ちたい。対する横浜FMはFC東京に敗れ、3連敗となった。それでも水曜日に行われたACLEでは蔚山現代(韓国)を4-0で撃破した。中2日での一戦となるものの、その試合の勢いを今節にも持ち込み復調の足掛かりを掴みたい。

前節、終了間際の同点弾でチームを救った森田 晃樹(東京V)が再び結果を残せるか

東京Vはホームに湘南を迎える。前節はG大阪と引き分け連勝が4で止まったものの、6戦負けなしと安定した戦いを続けている。終了間際にJ1初ゴールとなる同点弾でチームを救ったキャプテンの森田 晃樹が再び結果を残せるか。一方の湘南は鹿島を下し、連敗を2で止めている。ここ4試合で3得点を記録する鈴木 章斗に今節も期待がかかる。

 
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