早大バレー部男子 高さとパワーのある筑波大に勝利! リーグ唯一の全勝校へ
【早稲田スポーツ新聞会】記事 町田知穂、写真 井口そら、永由結衣
秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ)後半となる第7戦は筑波大と対戦した。身長2メートル超えのOP牧(筑波大)を擁する相手の果敢な攻めと粘りで終始白熱したラリーを繰り広げる。1セットずつを手にした両校だが、3、4セット目は度重なる連続得点で早大のペースを作り出し、連取。セットカウント3-1(27-25、20-25、25-18、25-20)で勝利を収めた。
第1セットは幕開けから1週間ぶりの出場となったMB菅原啓(教2=山形南)のクイックをはじめ3連続得点。しかし、その直後に相手も同様に3連続得点し、序盤から混戦の兆しが見える。OP畑虎太郎(スポ3=福井工大福井)が強打と軟打を使い分け、相手を翻弄(ほんろう)する。OH佐藤遥斗(スポ2=東京・駿台学園)のバックアタックやOH徳留巧大(スポ1=長野・松本国際)のエンド際に打ち込むスパイクもあり2点差をつけるが、牧の高さのあるスパイクですぐさま同点に追いつかれる。その後も取っては取られの展開で点差がつかない。さらにブロックアウトやラリー中のミスで相手に連続得点を許し、先に20点台に乗られてしまう。ここですかさずタイムアウトを取った早大は、直後に畑がスパイクで3連続得点し、20-20と同点に。なんとか前に出たい場面で佐藤がスパイクとサービスエースを相次いで決め、先にセットポイントを奪う。相手スパイクをブロックが吸い込みデュースに突入するが、この場面でセッター前田凌吾主将(スポ3=大阪・清風)の強気なツーアタックでセットポイントを奪取すると、最後はリベロ布台聖(スポ2=東京・駿台学園)が牧のスパイクを拾い上げ、そのボールを畑がライトから決め、第1セットを先取した。
スパイクを打つ佐藤 【早稲田スポーツ新聞会】
麻野のブロックポイントに喜ぶメンバー 【早稲田スポーツ新聞会】
前田のフライングレシーブ 【早稲田スポーツ新聞会】
コメント
――先週試合に出場していませんでしたが、今週の試合に臨むにあたってコンディションはいかがですか
先週ねんざしてしまって、先週の試合は様子を見る形だったのですが、水曜日から練習に復帰して足首の状態も段々良くなってきていて、その中でセッターの凌吾さん(前田凌吾主将、スポ3=大阪・清風)とクイックを合わせてという感じでやってきました。
ーークイックがたくさん決まっていましたが、対して今日のブロックについて反省点などはありますか
高さのある相手だったため、なかなかワンタッチやショットで点数をとるのが難しかったです。その中で、後ろのレシーブの邪魔にならないよう流れないブロックをすることを意識しましたがまだまだブロックが邪魔になってしまうことが多いので改善していきたいです。
ーートスが集まる場面もありましたが振り返って
今日は相手のチームがブロック2枚でついてきたりという自分にとってやりづらさを感じていました。試合を重ねて相手チームも自分のデータをとったりしていると思うのですが、後ろを信頼してどんどん上げてくれたボールをしっかり決めきることを意識しました。
ーー明日への意気込み
明日は東海大学さんとの試合で、今日試合をした筑波大学さんとは違うプレースタイルのチームなのでしっかりと切りかえていきたいです。
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